2025年4月18日金曜日

SVG形式画像 (アイコン,イラスト,マンガ)

 SVG形式画像 (アイコン,イラスト,マンガ)

画像の形式として、JPEG(JPG)、PNG、GIFはよく使うが、SVGは使ったことがない。
情けない話、そもそもSVG形式の存在を知ったのはつい最近のことだ。

Wordの挿入タブの[図]グループにある、[アイコン]をクリックすると

が表示される。
この内、[アイコン],[イラスト],[マンガ]が[SVG]形式となっている。
何れも多くの種類が用意されているが、[アイコン]と[マンガ]は黒一色で味気ない

早速、使ってみよう。使い方は同じだ。
今回は「マンガ」から
❶[挿入]=>[図]グループ=>[アイコン]=>[マンガ]タブ
❷お好みの[マンガ]を選択し=>[挿入] または[ダブルクリック]
❸[グラフィック形式]タブが表示される
❹[グラフィック形式]タブをクリックする([図形の書式]とよく似ている)
❺[グラフィック形式]タブの左側に[図形に変換]アイコンがある。
❻[図形に変換]をクリックすると[図形]に変換される(見た目は特に変化なし)
 [グループ化を削除]で見てみると、多数の図形が組み合わされていることがわかる。           
オリジナル図形に変換後[グループ化の削除]で見てみると



❼後は、必要なパーツを選択して=>[図形の書式]を行えばよい。
 (細かいパーツは操作し辛いので、拡大して行うとよい)
オリジナル書式設定後
❽保存
 画像上で右クリックし=>[図として保存]=>[保存]。[PNG形式]で保存される。
 [ファイルの種類]を[SVG]に変更して[保存]すると、[SVG形式]で保存される(推奨)。
 [SVG形式]で保存しておくと、再編集ができる。

[アイコン]、[イラスト]も同様の操作です。           

オリジナル書式設定後
アイコン


イラスト


1時間ぐらい遊べそうだ。

各画像ファイル形式の比較

形式

特徴

使用用途

透過(透明化)

JPEG

(JPG)

圧縮率が高く、比較的小さいファイルサイズ。画質は劣化することがある

写真やWebページの画像に適している

×

背景は自動で白や黒などに変換される

PNG

可逆圧縮で画質の劣化なし。透過が可能

透過が必要な画像やスクリーンショットに適している

透過を完全にサポート。背景の透明度を維持したい場合に最適

GIF

256色まで対応。アニメーションが可能

短いアニメーションやシンプルな画像に適している

透過をサポートしますが、1色のみ透明にできる

SVG

ベクター画像のため拡大縮小しても画質劣化なし。テキスト編集も可能

ロゴやアイコン、イラストに適している

ベクター画像のため、透過を維持できる