SVG形式画像 (アイコン,イラスト,マンガ)
画像の形式として、JPEG(JPG)、PNG、GIFはよく使うが、SVGは使ったことがない。
情けない話、そもそもSVG形式の存在を知ったのはつい最近のことだ。
Wordの挿入タブの[図]グループにある、[アイコン]をクリックすると
この内、[アイコン],[イラスト],[マンガ]が[SVG]形式となっている。
何れも多くの種類が用意されているが、[アイコン]と[マンガ]は黒一色で味気ない。
早速、使ってみよう。使い方は同じだ。
今回は「マンガ」から
❶[挿入]=>[図]グループ=>[アイコン]=>[マンガ]タブ
❷お好みの[マンガ]を選択し=>[挿入] または[ダブルクリック]
❸[グラフィック形式]タブが表示される
❹[グラフィック形式]タブをクリックする([図形の書式]とよく似ている)
[グループ化を削除]で見てみると、多数の図形が組み合わされていることがわかる。
❼後は、必要なパーツを選択して=>[図形の書式]を行えばよい。
(細かいパーツは操作し辛いので、拡大して行うとよい)
❽保存
画像上で右クリックし=>[図として保存]=>[保存]。[PNG形式]で保存される。
[ファイルの種類]を[SVG]に変更して[保存]すると、[SVG形式]で保存される(推奨)。
[SVG形式]で保存しておくと、再編集ができる。
[アイコン]、[イラスト]も同様の操作です。
1時間ぐらい遊べそうだ。
各画像ファイル形式の比較
形式 |
特徴 |
使用用途 |
透過(透明化) |
JPEG (JPG) |
圧縮率が高く、比較的小さいファイルサイズ。画質は劣化することがある |
写真やWebページの画像に適している |
× |
背景は自動で白や黒などに変換される |
|||
PNG |
可逆圧縮で画質の劣化なし。透過が可能 |
透過が必要な画像やスクリーンショットに適している |
〇 |
透過を完全にサポート。背景の透明度を維持したい場合に最適 |
|||
GIF |
256色まで対応。アニメーションが可能 |
短いアニメーションやシンプルな画像に適している |
△ |
透過をサポートしますが、1色のみ透明にできる |
|||
SVG |
ベクター画像のため拡大縮小しても画質劣化なし。テキスト編集も可能 |
ロゴやアイコン、イラストに適している |
〇 |
ベクター画像のため、透過を維持できる |