天津神社
天津(あまつ)神社は平野神社を少し下がった住宅街の中にありました。鳥居もなくのぼり旗がなければ見逃してしまいそう。
駒札には、
「天津神社は、天津大神とたたえられます天之御中主(あめのみなかぬし)大神、
高御産巣日(たかみむすひ)大神、神産巣日(かむむすひ)大神の造化三神の大神様を御祭神として奉斎し、
更に天照皇(あまてらすすめ)大神他八百萬の神々を御祭りしてあります」。
(以下略)
古事記によれば、
「天地初めて発りし時に、高天原に成りませる神の名は、天之御中主」。
(天と地が初めて開けた時、最初に出現した神が「天之御中主」)とあります。
その後、次々に神が出現したという。
最初に出現した神「天之御中主」を始め、造化三神すべてを祀る神社はあまり聞きません。
加えて天照皇大神他八百萬(やおよろず)の神々を御祭りしている神社なんて・・
あまり聞いたことがありません。
(吉田神社の「斎場所 大元宮」の祭神は、天神地祇八百萬神)です。