ミステリアス・スポット(Mysterious spot)!?「地磁波発生の処」(小倉神社)
小倉神社(京都府大山崎町)の本殿裏手に「地磁波発生の処」と書かれた碑があるらしい。
小倉神社は何度も訪問したことがあるが、迂闊にも本殿裏には行ったことがなかった。
こう言う話を耳にすると、興味津々、好奇心が沸々。
自分の目で見たい、自分の目で確かめたい。もう居ても立っても居られない。
早速出かけてみた。
本殿裏には、確かに「小倉神社磐座」,「地磁波発生の処」と書かれた円形の石碑があった。
地磁波 (ちじは) | 地球の持っている磁気が特定の場所で強く現われ機器測定によると 此の周辺の空間は磁力波として流れ出しています。 |
磐座 (いわくら) | 古来自然崇拝の中心として山を崇高な神の宿るところとの考えから 御神体の中心とされた岩盤の多い場所です。各地の神社でも此のような 場所に設けられ科学も未発達な上古に於いても人知を超えた神霊を感得 したものです。 |
見た感じ何の変哲もないように見えます。碑の後の岩塊が磐座でしょうか?。
持参した方位磁石(※)を取り出し碑の周りを廻ってみた。
(※)方位磁石は100円Shopで購入したもので精度や感度など信頼性は不明。
何ということでしょう!? 針が少し振れたような・・・。
方位磁石を碑の横と1mほど離れた場所において比べてみると、ほんの少しだけずれてるように見える。
やはり磁力波が流れ出しているのか? (近くに磁鉄鉱でもあるのか?)
真偽のほどは兎も角、貴重な体験が出来た。
帰りがけ両手を碑の上にのせ頭(こうべ)を垂れじっと祈願している参拝者の姿を見かけた。
好奇心を満たしたところで少し寄り道して帰路についた。
【鳥居前古墳】
参道右手の高台の竹林の中に「鳥居前古墳」がある。
取りつき道がよくわからなかったので、一旦参道入口まで戻り府道206号線(奥海印寺納所線)を西へ。
京都府立西乙訓高校前の前を通り最初のT字路を左折。道なりに進むと左手に小高い竹林の丘が見える。
「鳥居前古墳」だ。全長54mの前方後円墳。後円部を見上げる位置に案内板が設置されている。
「関係者以外立入禁止」のようなのでフェンス外からパチリ。
<ご参考>
「古墳の被葬者が後の時代に神格化され小倉神社が誕生したものと考えられます」とある。
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| | 「鳥居前古墳」前の「鳥居前第六公園」 |
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【石倉神社】
小倉神社参道入口に「石倉神社」がある。
案内板を読むと「祈願するときに社に石をなげる」習慣(投石信仰)があったそうだ。
「おはらい」と「みそぎ」を授ける社ということのようだ。祭神に関する説明はないが、
ここに鎮座される神さん「参拝される都度石を投げつけられて堪ったものではない」でしょうね?。
余程寛容な神に違いない。
【勝雄神社】小倉神社境内で「勝雄神社」の碑を見かけました。社はありません。
碑のみですが賽銭箱はしっかりあります。
ネットで調べると「勝雄天満宮」や「勝雄祖霊社」などがヒットしますが「勝雄神社」は出てきません。
「勝雄」って地名?、人名?、・・・?
ひょっとしたら「✖✖勝雄」さんが建立した神社?
【小倉神社 名前の由来】
「小倉は天王山の山裾で『小暗い』場所から地名が生まれ神社名になったと考えられます」とのことです。
【小倉山・天王山よりの深層水】と【もう一つの小倉山】
小倉神社境内の水飲み場の水は「小倉山・天王山よりの深層水」と書かれている。
「深層水」って海洋学の用語ではなかったけ?
「小倉山」と言えば、嵐山にある超有名な「
小倉山」しか知らなかったが
小倉神社の後方に「もう一つの小倉山」があるようだ。
調べてみると「
嵐山の小倉山」は標高296m,「もう一つの小倉山」は305m。
何と9mも高いではないか!!。
もう登ってみるしかないでしょう。
| 小倉山・天王山の深層水 |
| | 小倉山・天王山の深層水 |
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| この橋を渡った先に |
| | 天王山(小倉山経由)への登山道 |
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【ご参考】
「もう一つの小倉山」登山については