2021年10月30日土曜日

近所の山々 天王山(270.4m) 登山 

 近所の山々 天王山(270.4m) 登山

天下分け目の天王山(山崎の合戦)」であまりにも有名な天王山(270.4m)。
京都西山連峰の西端に位置する山だ。
もう幾度となく登ったことがあるが、飽きもせずマタマタ登ってしまった。
久々の山登りだ。
京都西山連峰
(天下分け目の天王山) 山崎合戦古戦場から望む天王山 (「天王山夢ほたる公園にて」)
今回は天王山登山が主目的ではなく、山麓に点在する「乙訓景観十景 大山崎町エリア」の探訪が目的で
登山はおまけ。十景のひとつ「旗立松展望台」まで行けば天王山山頂はもう目と鼻の先。
「登らない」という選択肢はない。近くにまで行ったので「ついでに天王山にも登った」という感じだ。

最近「乙訓景観十景」の探訪にはまっている。大山崎町エリアでは、
 ⑳小倉神社(探訪済み)
 ㉔天王山夢ほたる公園(探訪済み)
 ㉕旗立松展望台
 ㉖青木葉谷展望広場
 ㉗宝積寺
 ㉘史跡大山崎瓦窯跡公園
 ㉙竹林のこみち
の七か所が選定されている。
このうち五か所(下図黄色枠)は何れも天王山の山麓に位置しており、
今回ここを探訪すれば大山崎町エリアを全て制覇したことになる。
(「竹林のこみち」以外は何度も訪問したことがあるが、当時は「乙訓景観十景」の設定はなかった)
京・大山崎町まちあるきマップ より
【概略行程】(太字は[乙訓景観十景])
[阪急大山崎駅]=>[妙喜庵前]=>[JR踏切]=>[登り口]=>[宝積寺]=>[青木葉谷展望台]=>
[秀吉の道(陶板画)]=>[旗立松展望台]=>[十七烈士の墓]=>[酒解神社]=>[天王山]=>
[竹林のこみち]=>[史跡大山崎瓦窯跡公園]=>・・・=>[阪急大山崎駅]

山行の様子はスライドショーで(上映時間約3分30秒)。
(山行というよりは「登山道沿いの史跡めぐり」といった感じです)

【おまけ】
❶天王山名前の由来
 酒解神社の祭神は「大山衹神(オオヤマズミノカミ)」と「素戔嗚命(スサノオノミコト)」の2柱。
 釈迦の生誕地に因む祇園精舎の守護神とされた「牛頭(ゴズ)天王」と「素戔嗚命」が習合し
 「素戔嗚命」=「牛頭天王」とみなされるようになった。
 「天王山」の「天王」は「牛頭天王」の[天王]に由来するといわれる。
阪急西山天王山駅鷺宮近くの踏切の傍で見つけた天王山・名の由来
 因みに、
  ①京都の八坂神社鷺森神社などの祭神も「素戔嗚命」(牛頭天王)。
  ②京都の梅宮神社の祭神も「大山衹神」。「大山衹神」は別名「酒解神」とも呼ばれる。
❷天王山登頂証明書
 「天王山登頂証明書」なるものを購入することが出来ます。
 JR京都線「山崎駅」横のコンビニ「デイリーヤマザキ」などで購入出来ます。100円(税込)です。
 登頂の証の確認はありません。自己申告です。
 代金は山の整備に使われるようなので協力させていただくために購入しました。
天王山 登頂証明書(金百円也)
 

「乙訓景観十景」シリーズ

 「乙訓景観十景」の位置は、Google My Map上に示す。
 ❶京都市西京区エリア [青丸]・[星]のアイコン
 ❷向日市エリア    [赤丸]・[星]のアイコン 
 ❸長岡京市エリア   [緑丸]・[星]のアイコン
 ❹大山崎町エリア   [黄色]・[星]のアイコン
       天王山          [黒色]・[山]のアイコン