2018年9月23日日曜日

稲荷山(233m) 登山

稲荷山(233m) 登山

 

日中の暑さも少し和らいできたし、天気もそこそこ良かったので久しぶりに山登り。
稲荷山(233m)だ。

登りたかった山を「勝手に京都市十名山」と称し、時間を見つけては挑戦してきた。
既に8峰の踏破を済ませ「稲荷山」は9峰目だ。

①吉田山 ②小倉山 ③松尾山 ④嵐山 ⑤双ケ丘 ⑥清水山 ⑦愛宕山 船岡山稲荷山大文字山 

「稲荷(いなり)」の由来は諸説あるようだが、一説では、
その昔、渡来系氏族の秦氏が餅を的に矢を射たところ、その餅が白鳥となって山の峰の方に飛び去り
そこに稲が生えた。「稲が生えた」=>「稲生」が転じて「稲荷」となったとも言い伝えられている。

今では「商売繁盛」の聖地として日本人のみならずインバウンド客にも大人気。
かく言う私も初詣は「伏見稲荷」と決め、毎年欠かさず参詣したものだ。
しかし、大抵は奥社奉拝所(有名な「おもかる石」のある所)までで、それより先は行ったことがなかった。

今回は、登山1割、残り9割は観光(参拝)ということで、
山頂を目指すこと以外に稲荷山に行ったら是非訪れてみたかった
★神々が降臨したと伝わる7つの神蹟
  一ノ峰・神蹟(上之社/上社)
  二ノ峰・神蹟(中之社/中社)
    三ノ峰・神蹟(下之社/下社)
  荒神峰・神蹟(田中社)
  間ノ峰・神蹟(荷田社)
  釼   石・神蹟(長者社)
  御膳谷・神蹟(奉拝所)と
★そのものズバリの名前でご利益がありそうな「薬力社」、「おせき社」、「眼力社」
 を中心に訪れてみた。
併せて、途中見つけた面白いものを幾つか紹介。

稲荷山(233m)山頂 (一ノ峰・神蹟[上之社/上社])
登頂の証 山頂標識(233m)
山頂に建つ上之社
上社神蹟(一ノ峰)
神蹟(一ノ峰神蹟以外)

中社神蹟(二ノ峰)
下社神蹟(三ノ峰)
田中社神蹟(荒神峰)
荷田社神蹟(間ノ峰)
長者社神蹟(御劔社)
御膳谷神蹟(奉拝所)
そのものズバリの名前でご利益がありそうな「薬力社」,「おせき社」,「眼力社」

薬力社:薬力大神 健康長寿 無病息災など
おせき社:喉(ノド)の治癒・平癒など
名前の由来は、「山頂に通じる[関所]の役目を果たしていたことから[お関稲荷]として崇められていたが、歌舞伎役者が[お関稲荷]に参拝し喉の治癒と平癒を祈願した。すると嘘のようにノドの痛みが消えた」との話から「喉の神様」としても崇敬を集めるようになり「お関稲荷」⇒「おせき(お咳)社」へと変わったそうな。
眼力社:眼の病気治癒・平癒 先見の明・眼力を授かる など  
薬力社
おせき社
眼力社
薬力の滝 行場

稲荷山で見つけた面白いものを幾つか(順不同)
①こんなのってあり? 脳天大神&大学大神
 首から上の守り神 脳天大神
脳天大神と大学大神
首から上の守り神 脳天大神

②ザブザブ洗うと財力絶大 銭洗弁財天
  試しに100円硬貨を洗ってみました。効果の程は如何に
ザブザブ洗うと財力抜群 銭洗弁財天
③福かえる
福かえる
④狐、狸、猪?
 四ツ辻にて
狐、狸、猪?
四ツ辻から西山方面を望む
 ⑤おもかる石
 奥社奉拝所の裏手に有名な「おもかる石」がある。
 「持ち上げたときの重さが予想よりも軽ければ願いが叶う」というやつだ。
 超人気スポットでこの日も長蛇の列が出来ていた(特にインバウンド客が多いように見受けられた)。
 しかし、奥社奉拝所から参道を少し行ったところの右手にある「伏見神寶神社」にも
「おもかる石」があることは余り知られていない。こちらは何時もガラガラだ。
 「本家本元のおもかる石」が混雑している時は、こちらに足を運ばれることをお薦めする(穴場スポット)。
 試しに持ち上げてみたが「軽かった」。
本家本元の「おもかる石」
伏見神寶神社の「おもかる石」

 薬力社の湧水(ご神水)で作られた健康たまご
 薬力社前の茶屋(薬力亭)にて。1個80円也。
 これを食すると「健康長寿・病気平癒・・」にいいとか。 
ご神水でボイルされた健康たまご
他にも色々ありそうです。