2017年1月18日水曜日

京都外国語大学・京都外国語短期大学 新春コンサート (演奏 京都フィルハーモニー室内合奏団)

京都外国語大学・京都外国語短期大学 新春コンサート (演奏 京都フィルハーモニー室内合奏団)


この「新春コンサート」は50回目だそうです。
演奏は京都フィルハーモニー室内合奏団でこちらは創団45年のプロ。

Programは見ての通りです。大半は一度は聴いたことがある曲ばかり。
前半はクラシック(主にヨハン・シュトラウス2世)、後半は主にポピュラーな曲。
 「エジプト行進曲」は奏者が合唱するんでするね(今回は観客も一緒に)。初めての体験。
またポピュラーな曲もオーケストラの演奏だとひと味もふた味も違った素敵なものに変化。
メゾソプラノの独唱曲も幾つか組み込まれ、バリエーション豊かな内容で大いに楽しめました。


アンコール曲は、New Yearに相応しいというか定番の「ラデツキー行進曲(ヨハン・シュトラウス1世)」。
観客と一体となり大いに盛り上がりました。

京都フィルハーモニー室内合奏団は「クオリティーは高く、ステージは楽しく」がモットーとのことですが、
正にその通りの楽しいひとときでした。

「いや~ 音楽って本当にいいものですね」

Thanks.

2017年1月9日月曜日

これが京都(市内)の天岩戸だ!

これが京都(市内)の天岩戸だ!!


 これが京都(市内)の「天岩戸」。見ての通りで説明不要。
  (天岩戸は、日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)の境内にあります)

 中には 戸隠神社(御祭神は「天手力男命(アメノタヂカラオノミコト)」が祀られています。
潜り抜けると穢が祓い清められ、福を招くといわれ「ぬけ参り」といわれているそうです。
★天手力男命が力ずくで開けた岩戸は、飛びに飛んで落ちたところが戸隠山(長野県長野市)に
   なったと伝わっています。戸隠山麓の戸隠神社の奥宮には天手力男命が祀られています。
★入口付近でご婦人連れが「怖くて入れない、中はどうなっているのですか?」と尋ねてこられたので
 「潜り抜けると福を招くようですよ」とだけお答えしておきました。その後どうされたのか‥。
★江戸時代に作られた「ガイドブック」の「花洛名勝図会」の『日山神明宮(粟田口神明社)』」には
 「岩戸道」の記載がある。江戸時代にはすでに存在していたようだ。
これが京都(市内)の「天岩戸」

天岩戸 入り口
天岩戸 内部
天岩戸 出口

日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)は、地下鉄「蹴上駅」から徒歩10分ほどのところにあります。

説明書きによると、
「日向大神宮」は、『清和天皇(850-881)』の勅願によって天照大神を粟田山に勧請したことに始まり、
その後応仁の乱で焼亡したが、寛永年間(1622-1644)に伊勢人野呂左衛門尉源宗光が再興したと伝える 」
とあります。

伊勢人が再興したことと関係あるのかないのか、境内には伊勢神宮を模したかのような外宮と内宮があります。
外宮には、
 天津彦火瓊瓊杵尊(アマツヒコホニニギノミコト)
 天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)
が祀られています。
 伊勢神宮外宮には「豊受大御神」が祀られていますが、ここは少し違うようです。
瓊瓊杵尊は天照大御神の孫であり「天孫降臨」の主人公、天之御中主神は最初に現れた神です。

内宮には、
 天照大御神(アマテラスオオミカミ)
  多紀理毘売命(タギリヒメノミコト)
  市杵島姫売命(イチキシマヒメノミコト)
  多岐都比売命(タギツヒメノミコト)
  (三神は、アマテラスとスサノオとの誓約(ウケヒ)でアマテラスから生まれた神々で宗像三女神ともいう)

 境内には、内宮、外宮以外にも数多くの社があります。
天岩戸の前で踊ったという天鈿女命(神社)、天孫降臨の道案内をした猿田彦(神社)、
伊邪那岐・伊邪那美を祀った多賀神社、瓊瓊杵尊の妻「木花開耶姫」を祀った花祭(カサイ)神社、‥ 

もう完全に「古事記」の世界です。全てを紹介しきれないので詳しくは日向大神宮のHPで。

 右手の階段を上がりきったところに分岐点の標識があり、右手に進むと「伊勢神宮遥拝所」があります。
(遥拝所とは、遠くはなれたところから神仏などを遥かに拝む(遥拝する)場所のことです)。
伊勢神宮のある東南方向にむけ鳥居が建てられています。

 この辺りの山は神体山だそうです。日御山(ひのみやま)、神明山(東山36峯のひとつ)と称されるようで、
京都一周トレイルのルート上や鳥居の横に「日御山(ひのみやま)」の石碑が立っています。
分岐点を左手に少し登った所に標高点(218m)がありました。山頂標識がないので確証はありませんが、
ここをもって「神明山(218m)」とし、登頂したことにしました。
(この道を進むと「大文字山(465m)」に行く。またの機会に挑戦したい)

帰りがけ近くの南禅寺に立ち寄り、少し散策したあと帰路に。

日向大神宮は南禅寺からも近く手軽にいくことが出来ます。
一歩踏み込めば、神代の昔、神話の世界・古事記の世界に浸ることが出来ます。
是非足を運ばれることをおすすめします(「古事記」を少し齧っておくと更にいいかも)。

参道(入口:一の鳥居)
説明文
境内へ(三の鳥居)
外宮と祭神
内宮
内宮 祭神
遥拝所への道標/分岐点/神明山頂?
伊勢神宮遥拝所
「日御山」の石碑
南禅寺 法堂
南禅寺 水路閣
南禅寺 水路閣
【ご参考】
江戸時代の元治元年(1864年)に刊行された『花洛名勝図会』の絵図に、
日山神明宮 (粟田口神明社)」が紹介されている。
絵図の左側に「岩戸道」と書かれたところがあり、「天岩戸」は江戸時代には既にあったようだ。

2017年1月8日日曜日

吹奏楽団 京都ムジークフェライン 演奏会2017

吹奏楽団 京都ムジークフェライン  演奏会2017


吹奏楽団 京都ムジークフェライン(MUSIK VEREIN) 演奏会2017に行ってきました。

この楽団の演奏会のユニークなところは、単に曲の演奏にとどまらず、
「企画ステージ」と銘打って観客と一体となって音楽を楽しませてくれるところ。
 今回も「祭」をテーマに音楽で世界一周。
「トークあり、寸劇あり、はたまた踊りあり」とエンターテイメント満載。

★トークの中で、あの「ローズ・パレード」に日本人として初めて参加した団員の方が
  いらっしゃるとの紹介がありました。大したもんです。
★企画に知恵を絞られた団員の皆様、ご苦労様でした。

演奏も含め楽しいひとときを過ごさせていただきました。

アンコール曲は、アニメソングメドレー。
近くに座っていた小学生低学年くらいだと思われる子が、
「食い入るような眼差しでステージを見つめ、一心不乱に聴き入っている姿」が印象的でした。

Thanks.


2017年1月3日火曜日

「匂天神」の「匂」って何?

「匂天神」の「匂」って何?


皆さん、初詣はもうお済みですか? 北野天満宮なども嘸かし凄い人出なんでしょうね。

「菅原道真公」を祀る天満宮や天神さんは「北野天満宮」以外にも京都市内には沢山あります。
匂天神」もその一つです(洛陽二十五社)。

 「匂天神」に関して以前から疑問に思っていたことがあります。
それは 「匂天神」の「『』の由来です」。

「匂天神」は、



頑丈そうな鉄の扉(鉄格子?)に守られて鎮座されています(閉じ込められているように見え、何だか気の毒)。
駒形札もあるのですが、文字が消えかかっていてよく読めません。
これを解読された方がいらっしゃるので引用させていただきます(「小次郎の京散歩)。

「祭神は菅公にして往昔祇園御旅所大政所の敷地に勧請の年月詳かならずが 
 明治年間洛陽天神二十五社の一と稱せられました。 
 又当地竹之辻子と明治二年六月匂天神町と改稱し以来今日に至る。 
 学業成就の神として多数祈願者が有りその霊驗まさにあらたかと云われます」

これを読むと「匂天神町」の町名の由来が「匂天神社」だということは分かりますが、
肝心の「匂天神の『』の由来」 については分からずじまい。 トホホ‥。

全くの想像ですが、
往昔、祇園御旅所大政所の周りには梅林があり、
チョット気の利いた人が道真公の有名な歌
東風吹かば ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘れそ
と重ね合わせて命名した?

単純すぎるか‥

2017年1月1日日曜日

謹賀新年


謹賀新年
 

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