2022年8月28日日曜日

Skype(ウェブ版)を試してみた

 Skype(ウェブ版)を試してみた

コロナ過、現在第7波の真っただ中。
収束に向かう様子もなく先の見えない今日この頃。
ボランティア活動(シルバーCITAサロン)は専らビデオ会議サービス(Zoom)を使っている。
もう彼是2年近く使っている。
「機能も充実しており使い勝手もいい」と言いたいところだが、無料で使えるのは40分間
慣れないうちはよく強制終了させられたものだ。
最近は、制限時間内で区切りをつけるよう工夫をしているが、
「招待メールを何度も送ったりする」手間暇は当初と変わらない。
最近(2022/5~)では、1対1の場合にも40分の制約がつくようになった。
無料だから文句も言えないが何とも世知辛くなったものだ。

そこで、改めて無料で長時間使えるビデオ会議サービスを調べ直してみた。

マイクロソフトが提供する[Skype(ウェブ版)]は、何と24時間使えるようだ(実質無制限?)。
しかも、主催者/参加者ともアカウントや登録が不要で手軽に使えるのがいい。

実は、[Skype]には、アプリ版もある。
 ①Windows10に標準装備されている[Skype]
 ②Microsoft Storeからダウンロードできる[Skype for Windows10/11]
何れも主催者はアカウントが必要なようだ。                                               

Skype(ウェブ版)
Skype(アプリ版❶)
Skype(アプリ版❷)
Skype for Windows10/11
Zoom
入手先Edgeで使うWindows10に付属 Microsoft Store Zoomサイト
アカウント不要(注1)要(主催者) 要(主催者) 要(主催者)
時間制限24時間4時間? 4時間? 40分
画面の共有
背景の変更〇(注2) 〇(注2) 〇(注3)
待機室


(注1)アカウントを取得済みの場合はそのアカウントが使われる。
(注2)あらかじ用意された背景のみ使用可能
(注3)あらかじ用意された背景+自作の背景

今回は[Skype(ウェブ版)]を試してみた。
Skype(ウェブ版)(https://www.skype.com/ja/)にアクセスします。
❷[Skypeをブラウザーで開く]をクリックします。
❸[Skypeにサインインしています。しばらくお待ちください]と表示される。
 マイクロソフトアカウントを使っている場合は、勝手にサインインするようだ。
❹「ようこそ!」の画面が表示される。
❺左側の[会議V]をクリックし、[会議をホスト]をクリック(主催者になる場合)

❻「会議の準備が出来ました」の画面が表示されたら
 ①会議の名前を入力し
 ②リンクをコピーして
 ③「通話を開始」をクリック
❼マイクやビデオがオンになっていることを確認する
❽コピーした[リンク]をメールなどで参加者に送る。
 あとは参加者が入ってくるのを待つだけ。

手軽に使えるうえ、基本機能に不足はない。
❶表示スタイル
 ①グリッド表示(Zoomの[ギャラリービュー]相当)
 ②話者ビュー(同[スピーカービュー])
 ③一緒モード(参加者が同一空間にいるように合成されたもの)
  但し参加者全員が[一緒モード]になる
❷画面の共有
 共有の対象は、
 ①画面全体
 ②ウインドウ
 ③Edgeのタブ
 ・Zoomの[ホワイトボード]に相当するものはない
 ・画面の共有時はビデオはオフになる。共有の停止後ビデオをオンにする必要がある
 ・共有画面の倍率(1X~3X)の変更が可能、
 ・全画面表示への切り替えは、
      ・[表示]=>[全画面表示に切り替え]/[全画面表示の停止]
  ・画面をダブルクリック(再度ダブルクリックすると通常画面)
  ・全画面表示時、[Esc]キーで通常画面
❸その他[・・・]=>[字幕をオンにします]で、通話が音声認識され文字化されて表示される。
 これは面白い。但し本人の音声は字幕化されない。
❸チャットで使える[投票]機能
 参加/不参加、賛/否を問いたい場合などに使えそうだ。

ただ、現状のSkype(ウェブ版)では「ぼかしを含む背景の変更」は出来ない。
(アプリ版では予め用意された背景への変更は可能のようなので背景に拘る方は試すといい)
[…]=>[背景の変更]

但し、[Skype(アプリ版)]を使うと、[Skype(アプリ版)]が勝手に[スタートアップ]に追加される。
起動時間にも影響するので[無効化]しておくとよい。
[タスクマネージャー]=>[スタートアップ]タブ=>[Skype(アプリ版)]を選択し=>右下の[無効化]。

Zoomのようにきめ細かい設定は出来ないものの、実用的な機能に不足はない。
40分毎に招待メールを送信しなければならない手間暇と時間ロスを考えると、
「背景の変更」「ホワイトボード」が使えないというハンディはかすむ。
リモート勉強会では「通話と画面の共有」が出来れば基本的にはOKだ。

24時間無料で使える魅力は捨てがたい。