2021年1月3日日曜日

「OfficeとOneNote for Windows10」の 音声認識を試してみた

 「OfficeとOneNote for Windows10」の 音声認識を試してみた

ディクテーションは音声を文字に変換してくれます

前に「『Windows10 音声認識』を試してみた」と題してReportしたが、その後、
 ❶ワード(パワーポイント含む)で日本語の音声認識が出来るようになった
 ❷OneNote for Windows10で日本語の音声認識が使える
ようなので改めて検証してみた。
(注1)何れもマイクロソフトアカウントが必要になるようだ
(注2)検証はOffice Home and business PremiumとWindows10 Ver.20H2で行った。
(注3)Word2019(Office2019)には[ディクテーション]機能がありません。
        どうしてもOfficeで[ディクテーション]を試したい方は、

ワード(パワーポイント含む)のディクテーション(Dictation)
 ワードのホームタブにディクテーションがある。

操作方法は簡単だ。
 ①[ホーム]タブにある[ディクテーション]をクリック
 ②設定をクリックし[句読点の自動挿入]にチェックを入れ、
  [話し手の言語]が[日本語]になっていることを確認する。

 ③[終了]するにはもう一度[マイク]をクリックすればよい。
 ④検証結果
  ・句読点や記号なども含め、ほぼ正確にディクテーションしてくれた。
  ・ほぼ実用化レベルキーボード入力が苦手な人には朗報だろう。
  ・句読点や記号などの入力方法は
        「ワードで文書をディクテーションする(発話する内容)」を参照してください。

 サンプル(例:改行(¿)を入力したい場合は「かいぎょう」と言えばよい)

❷OneNote for Windows10のディクテーション(Dictation)
 [OneNote for Windows10]はすべてのプログラムから呼びだす。
 [スタート]=>[OneNote for Windows10]=>[ホームタブ]=>[ディクテーション]
 操作方法はワードと同じだ。
 ①[ディクテーション▼]をクリックし、[日本語]を選択する。
 ②[ディクテーション▼]の[マイク]をクリック、[赤マーク]になれば録音開始。     
   ③[終了]するにはもう一度[マイク]をクリックすればよい。
 ④検証結果
  ・プレビュー版とはいえ、句読点や記号なども含め、ほぼ正確にディクテーションしてくれた。
  ・句読点や記号などの入力方法はワードと同じ。
   「ワードで文書をディクテーションする」を参照してください。

ワードとOneNote for Windows10のディクテーションは同じもののようだ。

ボランティア活動(シルバーCITAサロン)でキーボード入力が苦手な人に紹介してあげよ~と。

【ご参考】
 [Office2019]には[ディクテーション]機能がありません。
 アカウントとネット環境があれば無料で使える[Office Online]の[ディクテーション]をお試しください。