2021年1月9日土曜日

「Xbox Game Bar」を試してみた

 「Xbox Game Bar」を試してみた


「Xbox Game Bar」、名前からしてゲームに関連するアプリのようで、
その存在は承知していたがゲームに関心のないものにとって無用の長物だと思っていた。

ところが最近何となく目を通していた雑誌で
ゲーム以外もOK! アプリ画面も丸ごと動画に」という記事を見つけた。
面白そうなので早速「Xbox Game Bar」を試してみた。

操作はいとも簡単。
【録画】
 ❶録画したいアプリ(ウインドウ)をアクティブにし
 ❷[Windows]キー+[G]キーで「Xbox Game Bar」を起動し
 ❸[設定]をクリックして、[キャプチャ中]の[録音するオーディオ]で[すべて]にチェックを入れる
 ❹[録画を開始]をクリックする
たったこれだけの操作だ。
 ❺録画を開始すると[キャプチャの状態]が表示される。録画を停止する時は「録画を停止」をクリックする
 ❻「録画を停止」すると「ゲームクリップが録画されました」と表示される。
 ❼「ゲームクリップが録画されました」をクリックすると「ギャラリー」が開く。
  ここで再生したり容量を確認できる。
  録画されたものは、[ビデオ]フォルダー=>[キャプチャ]の中に保存されている。
  「エクスプローラーで開いたり」「ファイルの場所を開く」で確認できる。
  保存先を変更するには、[スタート]=>[設定]=>[ゲーム]=>[キャプチャ]の中で行う。
  
【制約】
「Xbox Game Bar」を使う上では幾つか制約があるようだ。
 ❶デスクトップやエクスプローラーは録画できない。
 ❷録画はアプリ画面(アプリウインドウ)であり特定の領域を指定した録画はできない。
 ❸録画途中でウインドウサイズを変更すると即刻録画が停止される。

【興味ある(活用できそうな)ポイント】
「Xbox Game Bar」は
 ❶マウスポインタの動きが録画出来る
 ❷マイクをオンにすれば(自分の)音声入力が出来る
ので
 ①アプリの操作解説動画など や
 ②カラオケ動画に自分の音声を吹き込めば自前のカラオケ動画
を作成することが出来そうだ。

【一工夫】
動画などを録画する場合は、
❶ウインドウサイズを調整しスクロールバーで配置を調整してなるべく動画以外が入り込まないようにするといい。
 動画を全画面表示した状態で録画してもよい。
❷マウスポインタの動きも録画されるのでウインドウ外に出しておくといい。
 (マウスカーソルをキャプチャしたくない場合は[設定]で変更しておく。その他の項参照)  
❸録画中にサイズを変更したり移動させると録画は停止されるので事前に調整しておくこと。

【その他】
録画の[音質]や[画質]、[マウスポインタを録画しない]など詳細な設定は、
[スタート]=>[設定]=>[ゲーム]=>[キャプチャ]の中で行う。

【感想】
簡単な操作で動画をキャプチャできるのは評価できる。初心者でも使えそうだ。
ただ領域指定(動画だけとか)のキャプチャが出来ないのは残念至極。
また録画する画面(ウインドウ)サイズにもよると思うが容量が大きい。
簡単な操作解説であれば兎も角、込み入った操作解説の記録となると
添付ファイルでは送信できないほどの容量になりそうである。

【注意】
Windows7からWindows10にアップグレードしたパソコンで録画しようとすると
「残念ながらこのPCはクリップ録画に必要なハードウェアの要件を満たしていません、
 詳細はXbox GameBar設定をご参照ください」
とのメッセージが表示され録画できないケーズがあるようです。

【サンプル】
ボランティア活動(シルバーCITAサロン)のHP中にある動画部分を「Xbox Game Bar」で
録画してみた(動画が中心にくるようウインドウサイズは調整した)。