2024年4月21日日曜日

京都吹奏楽団 Spring 2024 定期演奏会 51

京都吹奏楽団 Spring 2024 定期演奏会 51

京都吹奏楽団 Spring2024 第51回定期演奏会(長岡京記念文化会館)に行ってきた。
もう何回目になるのかな~。
京都吹奏楽団は京都で最も伝統あるバンドで、『京吹』の愛称で親しまれている。

50名以上の奏者が一体となって奏でる楽曲、その圧倒される迫力に心酔。
整然とした演奏に聴き惚れた。もう多くは語るまい。Viva 吹奏楽。

更に、アンコールは「ふるさと(?)」,「チキチキバンバン」の2曲の大サービス。

感動のひととき、ありがとうございました。
   


演奏会終了後、余韻冷めやらぬまま、近くの八条が池の「霧島つつじ」を見に行った。
雨模様で映えなかったが、霧島つつじは、演奏会同様、見事に満開だった。   
満開の霧島つつじ

満開の霧島つつじ


2024年3月22日金曜日

これぞ超名曲コンサート Vol.7

これぞ名曲コンサート Vol.7


行ってきました「京都フィルハーモニー室内合奏団」「これぞ超名曲コンサート Vol.7」。
このシリーズには何度も参加させていただいた。
クラシックから、童謡までバリエーション豊かな内容で、
高齢者から子供まで幅広い年代層が楽しめる選曲だ。
クラシックは、ファンならずとも一度は聴いたことのある曲が厳選され、
そのエッセンスの演奏、またソプラノの独唱なども盛りまれている。
(本格的なクラシックファンにとっては物足りないでしょうが、私にとっては充分だ)。

いきなり歌劇「カルメン」から始まり、一気にテンションが上がった。
後半、まさか今話題の「東京ブギウギ」や「男はつらいよ」が聴けるとは思わなかった。
大胆な選曲だ(と思う)。
また、ソプラノの声量のある澄み切った声の響きには大いに魅惑された。

このシリーズ、肩肘張らずに楽しめるのがいい。
末永く続けて頂きたいものです。

アンコール曲は、定番の「ヨハン・シュトラウス1世の『ラデツキー行進曲』」。
曲に合わせた手拍子で演奏者と観客が一体になれる、この曲が大好きだ。


2024年3月2日土曜日

京都が日本初 (発祥の地) その2

 京都が日本初 (発祥の地) その2

市内には「京都が日本初 (発祥の地)」の偉業を示す碑が幾つも建立されている。

今まで訪れたことのあるところを幾つか紹介(順不同)。
No1~No30までは「京都が日本初 (発祥の地) その1」をご参照ください。

【京都市内】
31黒田節誕生の地32映画フィルム自動現像処理発祥の地33寒天發祥之地
34電気鉄道事業発祥地35菖蒲の節句発祥の地36京都バスケットボール発祥の地
37第一蹴の地38
39
40
41
42


31.黒田節誕生の地(御香宮) (伏見区御香宮門前町 大手筋通)
 御香宮表門西側の石垣の一角に「『黒田節』誕生の地」の駒札が建っています。
 「酒は飲め飲め飲むならば、日の本一のこの槍を、飲みとる程に飲むならば、これぞ誠の黒田武士
と唄われる、よくご存じの福岡民謡「黒田節(=黒田武士)」は、京の伏見で誕生した。
伏見城下町の大名・福島正則の屋敷で開かれた酒宴での出来事が元になっているようだ。
(経緯は駒札に書かれている)
 この槍「日本号」は「呑み取りの槍」とも言われ、室町時代のものだそうで、
現在、福岡市博物館(福岡県福岡市)に収蔵されているそうです。

32.映画フィルム自動現像処理発祥の地 (右京区太秦安井西裏町)
 「京都市右京ふれあい文化会館」前。
この地は、㈱IMAGICA(旧㈱東洋現像所)発祥の地でもあるようだ。

33.寒天發祥之地 (伏見区御駕籠町)
 「寒天発祥之地」碑は、京都市立伏見中学校の前にある。

 江戸時代の初期、島津候が参勤交代の途中に山城の国伏見の御駕籠町(京都市伏見区)にある
 美濃屋太郎左衛門が営む旅館「美濃屋」に宿泊した。
その時に出された料理の一つにテングサを煮て作ったところてん料理があった。
 残ったところてんの一部を外に捨て置いたところ、真冬の寒さで夜のうちに凍結し、
日中は解凍され、暫く放置しておくと乾燥して干物になった。
太郎左衛門はこれを水と一緒に煮て放置してみると、ところてんより白く、
海藻臭がしないところてんとなっていた。
これが寒天製造方法の発見だと言われています。
 その後、摂津国島上郡清水村城山の宮田半平なる人物が、美濃屋で寒天製造法について学び、
寒天作りの技術を習得。現在の高槻市で製造器具など技術革新により良質の寒天を作るようになり、
寒天は、日本全国、世界へと広がって行きましたましたとさ。
なお、現在、伏見では寒天は生産されておらず、主生産地は長野県のようです。

 大阪・京都・兵庫の寒天水産組合が建立した「宮田半平翁の顕彰碑」があるようです。

34.電気鉄道事業発祥地 (伏見区下油掛町)
 電気鉄道事業発祥地 (下京区東塩小路町)については、
 下京区東塩小路町が始点とすれば、こちらは終点だ。           
 
35.菖蒲の節句発祥の地(藤森神社:伏見区深草鳥居崎町)
 毎年5月5日に行われる「駈馬神事」で有名な「藤森神社」。
 境内に「菖蒲の節句発祥の地」碑が建っている。
「菖蒲の節句」は「端午の節句」のことで、「端午の節句」の方が馴染み深い。
「菖蒲の節句」元々は中国で厄除けや魔除けをする日としても五月に菖蒲の薬草を使い、
 漢方として利用したり酒にして飲んだりする風習があったことが起源となっているようだ。
 日本でも古来より行われていたようなので、
 何故、藤森神社が「菖蒲の節句発祥の地」となるのか? よくわからない。
端午の節句ではなく「菖蒲の節句」と表現していることがポイントか?
 菖蒲=>尚武(武道・軍事などを大切なものと考えること)=>勝負?   








本殿

36.京都バスケットボール発祥の地(京都市中京区中之町三条通)
 三条柳馬場のYMCAの角にある。
「1915年 京都YMCA
 佐藤金一氏とF・H・ブラウン氏によってバスケットボールの歴史がこの地で始まる」
と書かれている。   

37.第一蹴の地(京都市左京区下鴨泉川町。下鴨神社末社「雑太社」)
 下鴨神社の末社「雑太社(さわたしゃ)」の前にある。
 雑太社(さわたしゃ)のご祭神は、
「神命(かんたまのみこと)」「賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)の2柱。

説明板によると、
「明治四十三年(1910)年の九月十日、社前の馬場にて、御祭神の神「」命(かん たまの みこと)は、「」に通じるとして、糺の森で初のラグビの練習が第三高等学校と慶應義塾大学生のあいだでおこなわれました。それが契機となり日本ラグビ界の歴史が始まり、今日まで数々の名勝負が展開されてきました。昭和四十四年(1969)、その歴史を後世に伝えるため「第一蹴の地」の聖地として記念碑が建立されました。」
ということだそうです。          




【京都市外】

1.本邦製油発祥地(離宮八幡宮) (大山崎町大山崎西谷)
 「離宮八幡宮」は、司馬遼太郎の「国盗り物語」で有名になりましたが、
 この神社は「製油発祥の地」でもあります。
 平安末期に荏胡麻油作りが活発化し中世の頃には「山崎の油座」として栄えたようです。 
本邦製油発祥地

離宮八幡宮

2.日本孟宗竹発祥之地((長岡京市)寂照院,河が陽丘二丁目東公園)
 孟宗竹発祥之地」の碑は2か所にあります(すぐ近くです)。
  文明(1470年ごろ)に禅僧道元が中国杭州から孟宗竹の原種を持ち帰り寂照院付近に植えたのが
  乙訓たけのこの発祥と言われている。