2021年12月19日日曜日

近所の眺望絶景スポット

 近所の眺望絶景スポット

「乙訓景観十景(全30景)」シリーズ

「乙訓景観十景(全30景)」に刺激されて、
今までに訪問したことのある「近所(※)で眺望のいい場所(Spot)」をご紹介。
(※)近所=区内+向日市

「乙訓景観十景」選定のコンセプトは、
「後世代に継続して残したい自然景観、歴史的文化景観ならびに生態景観」
ということであるが、ここでは「眺望絶景スポット」として
 ❶街並みがよく見える
 ❷手軽に行ける
 ❸兎に角見晴らしがよければいい(歴史,文化,生態景観としての視点は勘案しない)
を基準に主観的に選定。

(順不同)
1.北ノ口東公園(向日市物集女町北ノ口) (推定標高66m)
 ここはイチオシです。何しろ前方を遮るものが何もない。
   360度とは言わないが、120~130度は見渡せる。
 ありふれた公園ではあるが安全確保のためか異様に高いフェンスで囲まれている。
北ノ口東公園からのパノラマ

上の画像や肉眼では判別しづらいが北東方面(左側)の山の部分を拡大すると
比良山系(滋賀県)がうっすら冠雪しているのが見て取れる。
北東方面(左側)の山の部分を拡大(比良山系まで見える)
Google Map (北ノ口東公園)

直ぐ近くに御霊神社(祭神/由緒など不明)があるので眺望を楽しんだ後寄ってみるとよい。            
高いフェンスに囲まれている

直下の道路から公園を望む
少し離れた道路から公園を望む(青枠部分)
御霊神社
御霊神社
2.向日神社 北山遺跡(向日市向日町北山) (推定標高50m)
 向日神社境内の南端に「北山遺跡」の案内板がある。絶景スポットはその先にある。
 京都市南部、向日市、長岡京市、大山崎町を展望できる。
 京都西山連峰の小塩山から天王山まで丸見え。視界の広さは「北ノ口東公園」に勝るとも劣らない。
 向日神社に参拝後、勝山公園(乙訓景観十景「 勝山」)内の元稲荷古墳や絶景スポットを巡るとよい。
向日神社境内南端(北山遺跡)からのパノラマ
Google Map(〇印が絶景スポット)

絶景スポット

「北山遺跡」案内板

3.法輪寺(京都市西京区嵐山虚空蔵山町16) (推定標高60m)
 「十三参り」や「針供養」で有名な嵐山の「法輪寺」。
 本堂右手の舞台(見晴台)からの眺めも素晴らしい。
 存外知られていないのか?休日なのに閑散としていた。勿体ない話だ。
法輪寺 舞台(見晴台)からの眺望(一部)
渡月橋を望む

京都タワーを望む

双ヶ岡を望む

舞台(見晴台)入口 本堂右手

本堂

法輪寺 駒札

境内には穏やかな表情をした「羊の像」。
由緒書きはありませんのでよくわかりませんが、
「羊は」法輪寺の本尊である虚空蔵菩薩の使いだそうで、
虚空蔵菩薩が背中で休まれるために伏した姿をしているのだとか。

本堂の両脇には、神社にある狛犬のようなものもあります。

右側は「虎」、左側は「牛」。
これは、虚空蔵菩薩が牛年と寅年生まれの守り本尊であることから来ているようです。 

4.九社神社鳥居前 (京都市西京区大枝西長町) (推定標高180m)
 「手軽に行けるのか?」と問われると「う~ん」という感じの場所。
 九社神社は大暑山山麓の果樹園(大枝の柿)を抜けたところにある。
 視界の広さはほぼ180度。登りの苦労もこの景色を見れば一瞬で吹っ飛ぶ。
 
 九社神社には由緒書きなどがなく、詳しいことは不明。ネット情報によれば
 祭神は「火彦魂神(ほひこたまのかみ)、天手力男神(あめのたちからおのかみ)」で、
  ・火彦魂神(山幸彦):天孫降臨した瓊瓊杵尊と木花開耶姫の子。神武天皇(初代天皇)の祖父。
  ・天手力男神:天照大神の隠れた天の岩屋の戸を手で開けた大力の神。 
 九社は「伊勢神宮」の二社「皇大神宮(内宮)・天照大御神」と「豊受大神宮(外宮)・豊受大御神」
 そして「松尾大社」の七社(本社・月読社・櫟谷社・宗像社・三宮社・衣手社・四大神社)
 を指すそうだ。
 
 一度で九社の参拝ができるので、ご利益も多そう。
 参拝を兼ねて素晴らして眺望を楽しむミニハイキングがお薦め。
九社神社鳥居前からのパノラマ
Google Map(九社神社)

灯籠(九社大明神)

鳥居(両脇は"大枝の柿"の果樹園)

鳥居

拝殿と本殿

九社神社 本殿

本殿裏手より


上記以外で今まで行ったことのある区内の抜群の眺望を楽しめる場所」としては、
「三鈷寺」,「天空農園」,「金蔵寺見晴らし台」などがお薦めだが、何せ遠いのが難点
「手軽に行ける」という基準からは難がある。

 乙訓景観十景(京都市西京区エリア)」をご参照ください。   
三鈷寺からの眺望(一部)

京都タワー

  近所の歴史探訪(古墳探し)~「丸尾古墳? 磐座?」編~をご参照ください。      
天空農園からの眺望(一部)
磐座ではないかと言われている巨岩

 「皇都鎮護埋経(候補)地を巡る (その1 [南,西])」をご参照ください。      
金蔵寺 見晴台
見晴台からの眺望(一部)

今後、新たな絶景スポットを見つけ次第順次追加する予定。

2021年11月28日日曜日

Happy Birthday Dear "Chiro" chan

 Happy Birthday Dear "Chiro" chan

                   Happy Birthday to you
Happy Birthday to you
Happy Birthday dear "Chiro" chan
Happy Birthday to you  ♪


チロちゃん、14歳の誕生日おめでとう。

平成19(2007)年11月27日(火曜日)和歌山県生まれ。
平成20(2008)年  2月29日(金曜日)に我が家の一員に。
小型犬の14歳は人でいうと72歳相当だそうです(前期高齢犬)。
毛の色が茶色(Chairoャイ)なので"Chiro(チロ)"と命名(そのまんま)。
悪戯が過ぎるので当初は「ごんたくれ」にしようかとも思ったが流石にやめた。

京都市には、15歳(76歳相当 後期高齢犬)になると長寿犬(※)」と認定する
制度があるようなので長生きしてほしいものです。

(※)京都市では、市役所にある犬の台帳の情報から
・4月1日時点で15才以上
・4(5?)年以上連続で狂犬病の予防注射を接種している
上記の条件をどちらも満たす犬がいる世帯を対象に、
長寿犬認定に関する案内を送付し、認定申込書を返送された世帯を表彰。


我が家に来てから10日後に撮影
(永く額に入れて飾っていたので色が褪せてしまった)

こんな写真もありました(Dog Salonからいただいたものです)。何れも撮影日時は不明。
   


【チロをネタに
❶眠たいよ~

❷爆睡中
❸変身
❹僕ウインクも出来るよ

2021年11月27日土曜日

近所の山々 もう一つの「小倉山(305m)」登山

近所の山々 もう一つの「小倉山(305m)」登山

少し前に「小倉神社」(京都府 大山崎町)を訪問したとき、
龍の口から流れ出している水は「小倉山・天王山よりの深層水」という説明板を見かけた。
この時、嵐山の「小倉山(296m)」以外に「もう一つの小倉山(305m)」があることを知った。
調べてみると、何と「嵐山の小倉山(296m)」より9mも高いではないか
どんな山なのか興味津々、是非登ってみたいと思っていた。
                         
当初は[小倉山(305m)]に登ったら引き返すつもりであったが、
天気もいいし山道や道標もよく整備されていたので急遽予定を変更し天王山まで縦走することに。

途中思わぬ発見も。
地図にも案内図にも記載がない[サントリー山(295m)]を見っけ。
道標の裏に手書きで書かれた地図を見つけたので寄ってみました。
[サントリー山(295m)]って誰が命名したのでしょうか? 
きっと裾野にある[サントリー山崎蒸留所]をもじったのでしょうね?
サントリー山(295m) 山頂標識
道標の裏に書かれた手書きの地図

【概略行程】
[阪急西山天王山駅]=>[小倉神社(安全祈願)]=>[分岐点]=>[柳谷別れ(三叉路)]=>[小倉山]=>
[小倉山(305m)]登頂後、三角点のある[十方山(じっぽうやま)(304.3m)]まで足を延ばし、
その後縦走路沿いにあった[奥の山展望広場]、[サントリー山(295m)]、[龍神池]に立ち寄り天王山へ。
((※)[天王山]<=>[阪急大山崎駅]は「近所の山々 天王山(270.4m) 登山」をご参照ください)
盛り沢山の充実した山行(ハイキング)であった。おまけに紅葉も楽しめた。
山行の様子はスライドショーで(上映時間 約3分30秒)
スライドショー中の小倉神社ミステリアススポットについては、


「嵐山の小倉山(296m)」と「もう一つの小倉山(305m)」の共通点
共に山頂からの展望(眺望)がきかないこと。これに尽きる。
ただ「もう一つの小倉山(305m)」の方が山道や道標がよく整備されており
より初心者向きだと言える。         
嵐山の小倉山(296m)
2016/3月撮影

もう一つの小倉山(305m)
2021/11月撮影

 嵐山の小倉山もう一つの小倉山
標高296m305m
所在京都市右京区京都府大山崎町
最寄り駅
阪急嵐山線「嵐山」
京福電鉄嵐山線「嵐山」
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」
阪急京都線「西山天王山」
山道/道標
山頂からの展望(眺望)
 嵐山の小倉山登山については「小倉山(296m) 登山」をご参照ください。