2023年11月26日日曜日

Windows11の[ペイント]と[フォト]を試してみた

 Windows11の[ペイント]と[フォト]を試してみた

2023年11月1日、Windows11の最新バージョン23H2がリリースされた。
「150以上の新機能が搭載された大型アップデート」と言われているが、
その大半は通常の更新プログラムの中で既に提供されており、Ver.23H2での変化は少ない。

今回は、普段ほとんど使う機会はないが、ボランティア活動(シルバーCITAサロン)で
たまに使うことがある[ペイント]と[フォト](Windows11版)を試してみた。

【ペイント】
リボンのデザインが少々変わったが、見た目はほぼ同じ。
Windows11版には[背景の削除]と[レイヤー]が追加されている。 
[背景の削除](☆☆)
[背景の削除]は、特に目新しいものではない。
Wordでも出来るし、Windows10のもう一つのペイント[ペイント3D](マジック選択)でも出来る。
Wordにはある修正(保持する領域としてマーク、削除する領域としてマーク)機能はないので
一発勝負だ。

[レイヤー](☆☆)
[レイヤー]ボタン=>[(+)]で[レイヤー]を作成し、[ファイル]=>[キャンパスにインポート]=>
[ファイル]から[レイヤー]に取り込む。
[背景の削除]と併用して[画像の合成]を想定しているものと思われるが、
重ね合わせた画像のサイズや配置は選択時のみ有効で、
選択を外すと再選択は出来ないので要注意(以前からの仕様?)。
また、保存時は1つのレイヤーになり、レイヤー構造を維持したままの保存は出来ない。
なお、近い将来画像生成AI[Cocreator]が搭載されるという話もあります。乞うご期待。

【フォト】
Windows10の[フォト]にあった動画作成機能(フォトエディター)は外された。
「Windows11では[Clipchamp(クリップチャンプ)]を使いなさい」ということのようだ。
どうしても[フォトエディター]を使いたい場合は、
「Microsoft Storeから[フォトレガシー]をインストールしなさい」とのこと。

[背景のぼかし](☆☆☆)
動画の話はさておいて、
Windows11の[フォト]では[ぼかし]ができるようになった。
目立たせたいものの背景を[ぼかす]機能だ。
[フォト]を起動=>[画像]をダブルクリックし=>[画像の編集]
[画像の編集]=>[背景のぼかし]
[背景のぼかし]
[背景のぼかし]=>[ぼかし強度]=>[適用]=>[保存]

[ぼかしサンプル]
元の画像
ぼかし強度50%

[スライドショー](☆☆☆☆)
[フォト]を起動=>[画像]をダブルクリックし=>[スライドショー]=>
[スライドショーのオプション]をクリックすると、スライドショーに色々な効果を付けることが出来る。
[BGM]は、[音楽]を[オン]にして、下のジャンルからお好みのものをクリックして選択。
その時の気分に応じて音楽を選ぶといい。
この機能は気に入った。
欲を言えば、自分のお気に入りの音楽も取り込めるようにしていただけると嬉しい。