2019年1月20日日曜日

京都ウインドオーケストラ 新春コンサート 2019

京都ウインドオーケストラ 新春コンサート 2019 

~平成を振り返って~

京都ウインドオーケストラ 新春コンサート2019に行ってきた。

このオーケストラの演奏を聴かせていただくのは、もう何度目になるのかな~。
毎年楽しみにしています。約50名による迫力ある演奏、圧巻です。

Programは、サブタイトル「~平成を振り返って~」にあるように平成の30年間を振り返り、
その時々の出来事やNo1になったものに関連付けた選曲がなされている。
 第Ⅰ部 平成の出来事特集
 第Ⅱ部 平成のNo1特集

人生の半分弱を過ごした「平成の30年間」、長くもあり短くもあった。
解説と曲を聴くたびに、その時の思い出が走馬灯のごとく・・・。
「おどるポンポコリン」、「確か銀座のカラオケ屋で大騒ぎしたな~」とか。
改めて平成時代を振り返るいい機会となりました。

「川の流れのように」や「だんご三兄弟」、まさか吹奏楽で聴けるとは思ってもいなかった。
いい企画と素晴らしい演奏、大いに楽しませていただきました。

Thanks.

アンコール曲:2010年NHK大河ドラマ 「龍馬伝」テーマ曲




P.S. 
京都ウインドオーケストラ「第39定期演奏会」が以下の日程で開催されるようです。
楽しみですね~。皆様も是非。
日   時:2019年5月12日(日) 14:00開演(予定)
会   場:長岡京祈念文化会館ホール
プログラム:動物の謝肉祭(サン サーンス)
      吹奏楽のための第一組曲、第二組曲(G.ホルスト) 他

2019年1月16日水曜日

京都外国語大学・京都外国語短期大学 第52回新春コンサート

京都外国語大学・京都外国語短期大学 第52回新春コンサート (演奏 京都フィルハーモニー室内合奏団)


京都外国語大学・京都外国語短期大学の教養講座として実施されているこの「新春コンサート」、
毎年聴かせていただいています。演奏は京都フィルハーモニー室内合奏団

Program:
前半はワルツやポルカを中心としたクラシック、後半はポップス。
このコンサートのいいところは、
「誰もが一度は聴いたことのある曲が数多く選曲され、
 しかも曲のエッセンス部分を選りすぐって演奏してくれること」。
本格的な愛好家には些か物足りないかもしれないが、私には丁度いい。
寒さを忘れさせる新春に相応しい楽しい曲・美しい曲の暖かい演奏。

ソプラノの独唱も2曲組み込まれ、各楽器ごとのソロ演奏などもあったりして
バリエーション豊かな内容で大いに楽しめた。

アンコール曲は、定番の「ラデツキー行進曲」。観客と一体となり大いに盛り上がった。


P.S.
★第53回教養講座 新春コンサート
2020年1月21日(火) 開場18:00,開演18:30 

だそうです。

2019年1月13日日曜日

皇都鎮護埋経(候補)地を巡る (その1 [南,西])

皇都鎮護埋経(候補)地を巡る (その1 [南,西])


「平安京が造営された際に、皇都鎮護のために京の四方の山上に一切経を納め,
 東西南北の名を冠する四つの岩蔵(※)が設けられた」
と云う伝承がある
(※)岩倉=岩蔵=岩藏=石倉=石座=磐座とも表記される。

松原通りにあるお寺[明王院 不動寺]が『南の岩倉』だと書かれた駒札を読んで以来、
残り(西・北・東)の「皇都鎮護埋経(候補)地」が気になっていた。
「南の岩倉」があれば、残りの西、東、北の岩倉も何処かにあるはずだ。
伝承の地「皇都鎮護埋経(候補)地」 はいずこ? 


というわけで、ネットで情報収集し実際訪ねてみることに。
 ★皇都鎮護埋経(候補)地を巡る (その1 [南,西])
 ★皇都鎮護埋経(候補)地を巡る (その2 [北,東])
の2回に分けてレポートする。今回は「西の皇都鎮護埋経(候補)地」。
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【南の埋経地】は[明王院 不動寺]か
お堂の扁額に「南岩倉

偶々、松原通を歩いているとき、とあるお寺(明王院 不動寺)の前に駒札があるのを見つけた。
(悪い癖で駒札や案内板を見るとついつい立ち止まって見てしまう)
駒札にはこんなことが書かれていた。
平安京造営の時に、桓武天皇は王城鎮護のため平安京の東西南北の四つの磐座(岩藏)に
経巻を収めたが、明王院はその四岩倉のひとつで「南岩倉」と称したと伝えられている」。
確かにお堂の扁額には「南岩倉」と書かれている。
明王院 不動寺
駒札
お堂
お堂の扁額に「南岩倉
   
   
しかし、「明王院 不動寺」の場所は、四条通と五条通の中間よりやや南の松原通だ。
「ここが「南の王城鎮護埋経地」だとすると、平安京の南端、羅城門、東寺、西寺などがあった
九条通までの間は鎮護されないのでは?」などと思いつつ取り敢えず写真に収めた。

 南の埋経候補地は
  ★雄徳山(≒男山)(八幡市)
  ☆獅子窟(ししくつ)山(寺)(大阪府交野市)
 だという説もある。
 (雍州府志(ようしゅうふし)の「北岩倉山」の項には「南の岩倉は河内國の獅子窟山」という記述がある)

【西の埋経地】は[西岩倉山 金蔵寺]か?
庫裏「西岩倉山」の扁額

金蔵寺は、京都西山連峰の一つ小塩山の山麓に位置する紅葉の隠れスポットとして有名なお寺だ。
金蔵寺の由緒書きには次のように書かれている。
「山号を西岩倉山と号し、天台宗に属する。寺伝によれば、養老二年(718)、元正天皇の勅によって
隆豊禅師が開創し、聖武天皇は勅額を賜り経典を書写して埋めたといわれ、
桓武天皇は平安遷都に当たり王城鎮護のため経典を埋め西岩倉山と号するに至ったと伝えられる。後略」。

境内の「下の川弁財天」の裏に「御経塚」がある。
御経塚の文字」の下に解説文が書かれている。正確にはわからないが、ニュアンス的には
=>「金蔵寺は桂昌院によって再建されたが、そのとき聖武天皇が埋めたとされる経典を入れた壺が
  掘り出された。元禄六年二月十九日」と読めるような気がするが果たして?
聖武天皇の話が確かだとすれば、桓武天皇の話も信憑性がありそうだ。
【西の埋経地】は[西岩倉山 金蔵寺]でほぼ間違いないか?
都名所図会の西岩倉金蔵寺の項には「岩蔵は山上にあり」と書かれているが、本堂の下という説もあるようだ。

金蔵寺、アクセスにやや難はあるが「埋経地探し」は別にしてぜひ一度は訪ねてみたいところだ。
金蔵寺本堂裏の左手には「桂昌院御廟所」がある。遺髪が祀られているそうだ。
(桂昌院は、徳川5代将軍綱吉の母で京都生れ。金蔵寺の再建に尽力した。通称「玉」。玉の輿の語源?)
他にも境内には「三社」、「愛宕大権現」、「葉山神社」などがある(小塩山への登山道もあり)。
境内東端には見晴台があり京都市内を一望できる。金蔵寺手前には「産の滝」もあり見どころは多い。
(紅葉が綺麗な秋がおすすめ)
西岩倉山 道標
西岩倉山 道標
西岩倉山 道標
金蔵寺
本堂
由緒書
解説版
庫裏「西岩倉山」の扁額
下の川弁財天
下の川弁財天の裏手にある御経塚
御経塚
御経塚の解説
三社
葉山神社
愛宕大権現
桂昌院御廟所
産の滝
見晴台
参道の階段から山門を望む 紅葉が綺麗

 続き(北と東)は、「皇都鎮護埋経(候補)地を巡る (その2[北,東])」をご参照ください。

【ご参考】近所にも「岩くら」と標記された道標があります。
(「岩くら」の標記だけですが、西岩倉を指すものと考えられます)
「右 西山御坊 大原の 岩くら」と読めます
(京都市西京区川島)


2019年1月12日土曜日

懐かしの愛機(パソコン)よ Good bye!

懐かしの愛機(パソコン)よ Good bye!

昔のPCは叩くと治りましたが、叩きすぎるとこうなります

年末大掃除をしていたら、昔愛用していたノートパソコンが4台も出てきた。
デスクトップパソコン(EPSON,NEC,DELL)は、場所を取るため都度処分してきたが、
ノートパソコンは邪魔にならないのでそのまま放置、すっかり忘れていた。

もう使うこともないので、記録(画像)だけ残し廃棄処分することに。
(リネットジャパンが1月31日まで無料回収を実施しているのでこれを利用することに)

1.TK-80 パソコンライフの原点
 パソコンと呼んでいいのかどうかわからないが、TK-80はパソコンライフの原点。
 1976年の発売だから、もう40年以上も前だ。よく残っていたものだ。
 見ての通り、ボード上にCPU、RAM、16進キーボード(0~F)、8桁の7エレメントLEDなどが配置され
 一応コンピューターとしての体はなしている。
 16進キーボードから機械語(死語?)を苦労して入力したのを覚えている。
 実用性はなかったが知的好奇心は大いにそそられた。パソコンライフの原点とも言うべき機種。
 マニュアルが見つからないので今となっては操作できないが、試しに電源を入れると
  LEDは点灯した。まだ動くようだ。40年数年ぶりの復活。
右:TK-80 左:電源
Maker     NEC
CPU μPD8080A
Memory 2KB(標準では1KB、後に1KB増設した)
OS

2.PC-9801NS/T (98 note SX/T)
 1992年に発売された。液晶モニタは青系8階調表示。随分高価だった記憶がある。
PC-9801NS/T (98 note SX/T)
PC-9801NS/T (98 note SX/T)
Maker     NEC
CPU i386SL(98)(20MHz)
Memory 標準640KB
OS MS-DOS?

3.PAS252JC (DynaBook Satellite 2520CDTA)
 1999年発売。ディスプレイは12.1インチ TFT。この時のワードは確か「Word98」だったかな?。
PAS252JC
PAS252JC
Maker     Toshiba
CPU AMD K6-2 300MHz
Memory 標準 64MB
OS Windows98

4.PC-LU50L64DR
 2001年ごろ購入か? 。この機種は使い倒した愛着のある機種だ。
PC-LU50L64DR
PC-LU50L64DR
Maker     NEC
CPU AMD K6(tm)-Ⅲ
Memory 256MB?
OS Windows ME
 
2.3.4.のパソコンのうち、4の「PC-LU50L64DR」にだけ電源が残っていた。
電源をつないで恐る恐るPower Switchを入れてみると、なんと起動するではないか。
「カリカリ」とディスクの動作音が聞こえる。
[NECのロゴ]=>[Windows MEのロゴ]=>[スキャンディスク(途中でキャンセル)]=>[デスクトップ画面]
正常に起動した。奇跡(?)だ。
[システムのプロパティ]を表示させたり[Word]を起動させたりしてみた。
懐かしいWordの「ツールバー」 もう何年ぶりだろう。動作は遅いが使えなくはない。
Good Byeするのは忍びない。 
NECのロゴ
Windows meのロゴ
デスクトップ画面
システムのプロパティ
ワード2000を起動

ワード2000の画面