2018年1月28日日曜日

オーケストラ・アンサンブル京都 第21回定期演奏会

オーケストラ・アンサンブル京都 第21回定期演奏会


オーケストラ・アンサンブル京都 第21回定期演奏会に行ってきた。
このオケの演奏を聴かせていただくのは初めてだ。
2001年創団だそうで、第20回定期演奏会は京都コンサートホールで演奏したとのこと。

プログラム
1.G.ロッシーニ     歌劇「泥棒かささぎ」序曲
2.A.ドヴォルザーク チェコ組曲 ニ長調 作品39

3.A.ドヴォルザーク   交響曲第9番 ホ短調 作品95 "新世界より"
                               (第二楽章と第四楽章は聴き覚えあり)
4.アンコール曲は「ラデツキー行進曲(ヨハン・シュトラウス1世)

クオリティの高い素晴らしい演奏、大いに楽しませていただきました。

P.S.
第22回定期演奏会
日時:2018年9月17日(祝[敬老の日]) 14:00開演(予定)
場所:長岡京記念文化会館大ホール
曲目:ベートーヴェン 交響曲第6番 ヘ長調"田園" ほか

2018年1月21日日曜日

うたかたの花の夢 ~源氏物語による創作朗読劇と古楽譜による雅楽でつづる~

うたかたの花の夢 ~源氏物語による創作朗読劇と古楽譜による雅楽でつづる~


不思議な世界に引き込まれた。
まるで千年前の平安時代にタイムスリップしたようだ。

「朗読アンサンブル 京・Genji」と「でんおん管弦講」のコラボによる源氏物語朗読劇「うたかたの花の夢」。

「うたかたの花の夢」は、源氏物語をベースにした「朗読アンサンブル 京・Genji」のオリジナル脚本。
登場人物を4人(光源氏、藤壺の宮、柏木、女三の宮)に絞り、人が一生のうちに出会う様々な出来事を
体験させ、人間模様を描き出す。

背景に「でんおん管弦講」が平安時代の古楽譜を元に再現演奏された各シーンにマッチした雅楽が流れる。
(平安時代の古楽譜による雅楽の再現演奏は滅多に聴けない貴重な体験)

朗読劇と雅楽の相乗効果、更に照明効果とも相俟って物語のへ情感はいやが上にも盛り上がる。

大変素晴らしい、心を引き込まれる舞台を見せていただきました。



2018年1月18日木曜日

京都外国語大学・京都外国語短期大学 新春コンサート (演奏 京都フィルハーモニー室内合奏団)

京都外国語大学・京都外国語短期大学 新春コンサート (演奏 京都フィルハーモニー室内合奏団)


京都外国語大学・京都外国語短期大学の教養講座として実施されているこの「新春コンサート」は
51回目だそうです。 演奏は京都フィルハーモニー室内合奏団でこちらは創団46年のプロ。

Program:
前半はワルツやポルカを中心としたクラシック、後半は洋楽ポップス。
大半が一度は聴いたことのある曲ばかり。
後半の曲は懐かしさでいっぱい。それだけ年をとったということか?。

ソプラノの独唱も何曲が組み込まれ、木琴の独奏などもあったりして
バリエーション豊かな内容で大いに楽しめました。

アンコール曲は、定番の「ラデツキー行進曲」。
観客と一体となり大いに盛り上がりました。

京都フィルハーモニー室内合奏団は「クオリティーは高く、ステージは楽しく」がモットーと
のことですが、正にその通り。楽しいひと時を過ごさせていただきました。


P.S.
★第52回教養講座 新春コンサート
2019年1月16日(水) 開場18:00,開演18:30 
★第53回教養講座 新春コンサート
2020年1月21日(火) 開場18:00,開演18:30 

だそうです。


2018年1月14日日曜日

「小倉あんパン」の"小倉"って何?

小倉あんパンの"小倉"って何?


時に無性に甘いものが欲しくなる時がある。そんな時は「(小倉)あんパン」が最高だ。
「小倉」の銘の入った「ぱん」の一例
小倉あんパン」の「小倉」という言葉、以前から気になっていた。
「小倉あんパン」の"小倉"って何?
ひょとしたら「小倉百人一首」や「小倉山(296m)」の「小倉」と何か関係があるの?


「小倉」の意味を求めて「嵯峨小倉」界隈を探索。
相変わらずの観光客の多さに少々辟易するが、二尊院、常寂光寺、落柿舎辺りをぶらりぶらり‥。

やっぱり行って見るものですね。
落柿舎の前(南側)の畑(?)の一角に「小倉発祥の由来」の駒形札を見つけました。
今まで何度も通ったことのある場所の筈なのに全く気づかなかった。

予想通りというか「小倉あんパン」の「小倉」は「小倉の里」のことでした。
「今を遡ること千二百年前頃、小倉の里の和三郎という人が、
八百九年に空海が中国から持ち帰った小豆の種子を栽培し, 
それに御所から 下賜された砂糖を加え, 煮つめて作った餡が"小倉餡"」ということのようです。
小倉餡発祥の由来 駒形札
駒形札は落柿舎南の畑(?)の一角にあります

小倉餡発祥の由来
 日本で始めて小豆と砂糖で餡が炊かれたのは平安京が出来て間もなくの八百二十年頃のことであります
 当時, 京のこのあたり小倉の里に亀の子せんべいを作っている和三郎という人がいて, 八百九年に空海が中国から持ち帰った小豆の種子を栽培し, それに御所から下賜された砂糖を加え, 煮つめて餡を作りました これを毎年御所に献上しました こうした菓子は極めて高価で珍しいものでありましたので一般の庶民の口には入りませんでしたがこの和三郎の努力で京都を中心に小豆が広く栽培され江戸時代には茶道の菓子となり又一方では祝飯としてハレの料理にも加えられるようになりました
 更に空海は中国の亀の甲煎餅の技術も伝授し京菓子の技術は日本の和菓子の源流となりました
 和三郎は承和7年2月2日(840年)になくなりましたがその子孫並びに諸国同業の人びとがその功績をたたえて小倉中字 愛宕「ダイショウの里」に一社を建て朝廷の允許を得て屋号が亀屋和泉でありましたので和泉明神としてまつられるようになりました
 その後年月を経て明神の社は兵火に焼かれ子孫も絶えて 只古老の伝承として小倉の地に和泉明神の社があったと伝えられています
津田左兵衛(六代) 記
【ご参考】
★津田左兵衛氏は、京都土産の定番「八つ橋」の井筒八ツ橋本舗の六代目当主だそうです。
★駒札のある場所は「嵯峨小倉山 緋明神町」。「明神さん」があったことを伺わせる。

小倉餡を考えだした「和三郎」は和泉明神として祀られた。
そう言えば、菓祖神社(吉田神社境内)の祭神の一人林浄因命(はやしじょういんのみこと)は、
「初めて餡入りの饅頭を作り広めた」として祀られている。
「神として祭り上げる」日本人の感性、興味深い。

なお二尊院の境内には「小倉餡発祥の地」と刻まれた石碑があるそうです。

【おまけ】
 嵯峨小倉の里の住人「和三郎」氏は「小倉餡」だけでなく「煎餅」も創り出したようだ。
 天龍寺北の有職菓子御調進所「老松」さんの店頭に「嵯峨小倉の里 煎餅発祥の地」の
 駒札が建っている。
「帰朝した。」は「帰朝した、」の誤り?
有職菓子御調進所「老松」

2018年1月7日日曜日

京都ウインドオーケストラ 新春コンサート 2018

京都ウインドオーケストラ 新春コンサート 2018


今年はじめてのコンサート。
京都ウインドオーケストラ 新春コンサート2018に行ってきました。

このオーケストラの演奏を聴かせていただくのは、もう四回目になるのかな。
約50名による迫力ある演奏、圧巻です。

Ⅰ部 オーソドックスな吹奏楽曲。
 「鳳凰が舞う -印象、京都 石庭 金閣寺/真島 俊夫」、初めて聴く曲だがお気に入りだ。
Ⅱ部 映画音楽
 映画「ニュー・シネマ・パラダイス」,「ティファニーで朝食を」,「もののけ姫」で使われた曲や
主題歌、一度は聴いたことがある曲が満載。

曲の合間に、楽器の紹介と小演奏があった。
 木管楽器‥「花」
 打楽器‥‥「アンダー・ザ・シー」
 金管楽器‥「ひまわりの約束」
 弦楽器‥‥「君をのせて」   
毎回恒例の「教養講座」は終了とのこと。残念です。

新年に相応しい素敵な時間を過ごさせていただきました。有難うございます。
Thanks.


p.s.
2018年5月20日(日)(14:00開演)に長岡京記念文化会館で第38回定期演奏会を開催されるそうです。
楽しみにしています。