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2026年4月27日月曜日

Googleの動画生成AI[Vids]を試してみた

 Googleの動画生成AI[Vids]を試してみた 

今年の4月(?)(正確な日時は不明)、Googleアプリの中の[Vids]で
[Veo 3.1による動画生成など]が出来るようになったようだ。
無料で使えるようなので早速試してみた。

[事前入手情報(無料で使える範囲)]
月当たり10本の動画(翌月リセットされる)
8秒/1シーンの動画。複数のシーンを順に並べて一本の動画作成が可能
❸シーン間にトランジット(画面切り替え効果)が出来る
❹音(BGM、効果音、セリフ)が使える
❺現時点では、縦型(9:16)はサポートされていないようだ

[Vidsの起動]
❶Googleでサインイン
❷右上の[Googleアプリ(点9個)]をクリック
❸アプリ一覧の中から[Vids]を探しクリック
 (一覧にない場合は、下方にスクロールし[その他のソリューション]から探す)  
 [こんにちは、XXさん作成してみましょう]の画面で[Veo3.1 新規]をクリック
[Vidsの画面]

[動画(シーン)の生成]
 ❶Text to Video(ゼロからの作成)
  ①作成したい動画のイメージをプロンプトに入力し=>[生成]ボタン
  ②複数のシーンをつなぎ合わせて1本の動画にしたい場合は、
   シーン毎にプロンプトを準備しておく
  ③音(音楽、効果音、台詞)なども入力できる
   お任せでも良いが、[サイドバー]の[ストック]からも選択できる
  ④人物に喋らせたい場合は、「…………(セリフ)」を日本語で話している
   (喋っている)などと記述するとよい
   Sample:
   プロンプト:
  ⑤[生成]ボタンを押し、暫く待つ(1分程度)
    ⓺生成が完了したら、[挿入/置換]をクリック
  ⑦動画がプレビュー上に表示される
  ⑧[再生ボタン]を押して再生してみましょう
(日本語が少し変ですが、まあご愛嬌ということで)
  ⑨よければ[ダウンロード]しておきましょう。[ダウンロード]は、
   メニューバー上の[ファイル]=>[タウンロード]=>[MP4動画(.mp4)]
  ⑩続きを生成したい場合は、[シーンの追加(新しいシーン)]をクリック
  ⑪タイムライン上に新しいシーンの枠が表示されます
   再生ヘッドをドラッグし、新しい枠上にセットしておきます
  ⑫新しいシーン用のプロンプトを入力します
  ⑬[生成ボタン]=>[生成完了]=>[挿入/置換]=>[プレビュー]
  ⑭再生ヘッドを先頭に戻し全編再生   

    プロンプトが不味いのか、人物や背景が変わってしまいました。
    そこで、プロンプトの作り方について[Gemini]に相談しました。
    質問:Vidsを使って動画を作成しています。
       2番目のシーンを作ると最初のシーンと比べ人物や背景が変わってしまいます。
       同じ人物、背景を維持するにはどのようなプロンプトを
       設定すればいいのでしょうか?
    回答:「前の動画の人物と背景を維持したまま、〜をさせてください」と
       いった形で具体的に指示を出すのが効果的です(一例)
だそうです。   
  ⑮切り替え(トランジット)効果
   シーンとシーンの間に[切り替え(トランジット)効果]を設定できます。
   [切り替え効果]をクリックすると[切り替え効果一覧]が表示されます。
   各効果の上にマウスポインタをセットすると、動作のプレビューが表示されます
   クリックすると、詳細(経過時間や方向)が設定できます
  ⑯ダウンロードする前に左上の[無題の動画]をクリックし[名前]を付けておきましょう
  ⑰シーンのトリミングと削除
   トリミング:シーンの端をドラッグ
   削除:再生ヘッドを当該シーンにセットし=>[右クリック]=>[削除]
  ⑱生成した動画は保存されています。[ファイル]=>[開く]で参照できます
  ⑲その他
   サイドバーには、テキスト、字幕、ナレーションなどが用意されています
   夫々のシーンに合わせて使いこなすといいでしょう
   (字幕の編集は可能ですが、音声の編集は出来ません)

 ❷Image to Video (画像をアニメーション化)
  画像(イメージ)を元に動画を作成します。
  ①右上の[Veo]をクリック
  ②[ゼロから生成▼]=>[画像をアニメーション化]に切り替え
  ③[画像を追加]をクリック
  ④[Workspaceで画像からコンテンツを作成する]が表示されたら
   内容を十分理解した上で[同意する]をクリック
  ⑤使用する画像を選択します
   今回は、AIに生成していただいた[アニメ風クレオパトラ]の画像を使いました
 
  ⑤画像が入力されたら、[プロンプト]を入力して=>[生成]ボタン
  ⓺元の画像と生成された動画
   プロンプト:

元の画像

  ⑦この動画を生成後、次のようなメッセージが表示されました
  ⑧今月(4月)はあと2回生成出来るようです。5月1日16時(?)にリセットされる?
  ⑨もうすぐ5月、リセットされることに賭けて使い切ってしまいます。
   元の画像と生成された動画
   プロンプト:

元の画像



総括
 色々試しているうちに、あっと言う間に一日で10本/月を使い切ってしまった。
    試してみたいことは沢山あったが、これが「無料で使える」限界。
 来月、リセットされることを楽しみにして待つこととします。
 新しい発見があれば、追加して報告する予定です。
 ❶「日本語のセリフは、まだまだ改良の余地あり」との印象
 ❷「リップシンク(口パク)」に対応しているの高評価

P.S.
通告通り、5月1日16時頃にリセットされていました。
毎月10本(8秒/本)、無料で生成できます。

2026年2月21日土曜日

Geminiの音楽生成を試してみた

 Geminiの音楽生成を試してみた

正確な時期は分からないが、最近[Gemini]で音楽生成が出来るようになった。
早速試してみた。

[Gemini]開くと

[音楽を生成]というのがある。また、[ツール]をクリックすると[♪ Create music]がある。
[音楽を生成]をクリックすると、
様々なリミックスパターンから選択できるようだ。
早速、使ってみた。
パソコン教室『シルバーCITAサロン』の応援歌を作って」とだけ入力。
殆ど待ち時間もなく生成された。但し、音楽の長さは30秒/曲(※)という制約があるようだ。
ダウンロードは、マウスポインタを画像上にセットし、
[ダウンロード]=>[[動画](又は[音声のみ])の何れかを選択]
(※)最近、180秒(3分)にまで延長されたようだ(但し、[思考モード]で使うこと)
30秒の制約の中で、出来栄えはまずまずだと思う。

しかし、背景がもう一つ気に入らない。
そこで、別途AIで作成した画像をアップロードして、それに音楽をつけてもらうことに。
しかし、残念ながら、
「申し訳ございません。現在のBeta版では、生成した音楽に特定の画像を背景として固定したり、
ビデオクリップを合成したりする機能にはまだ対応しておりません。」
とのご回答をいただきました。
仕方がないので、[Clipchamp]を使って画像と音楽を合成した。
背景画像はAIで作成しました(実在の人物ではありません)

もう一つ生成してみた。

まだβ版と言うことで、現時点では無料で使える。
 ・いつまで無料で使えるのか?
 ・一日に何曲まで生成できるのか? 
 
などなど、気になることも多いが手軽に遊べるのはいい。
今後の進化に期待したい。

P.S.
3分バージョン([思考モード]を使う)
プロンプト:「パソコン教室『シルバーCITAサロン』の応援歌を作って


プロンプト:「パソコン教室『シルバーCITAサロン』の応援歌を作って 演歌調


2026年1月18日日曜日

目の錯覚? 不可能図形など


 目の錯覚? 不可能図形など


 以前にワードの図形を使って、目の錯覚を起こす錯視図の作り方を紹介した。

 もっと面白いものはないものか? 
 ボランティア活動(シルバーCITAサロン)の教材として使えそうなものはないものか? 
暇に任せて調べてみると「不可能図形」というものがあることを知った。
不可能図形(Impossible Figure)とは、
「2次元(平面)空間では描けても、3次元空間では実現不可能な(作成出来ない)図形」
のことを言うらしい。
代表的なのとして、「ペンローズの三角形」があるという。

1.ペンローズの三角形
ペンローズの三角形(人物はおまけです)

 この図形は、Wordの[図形]=>[線]=>[フリーフォーム:図形]を使えば、簡単に作成できる。
[フリーフォーム:図形]を使って色ごとの図形の頂点をつなぎ、始点に戻せば出来上がり。
夫々を色で塗りつぶし、枠線をなくして、グループ化すれば完成。
 しかし、この方法は、簡単すぎて面白くなく勉強会の教材としては力不足だ。
図形をよく見ると[台形]を上手く組み合わせると出来そうな感じなので試してみた。
少々雑ですが、こんな感じ。
 [台形]を一つ用意し、それをコピーして上下・左右反転、回転、前面・背面の切り替えを組合せる。
只これだけだと、どうしても隙間が発生するので最後の手段として図形を右クリックし=>
[頂点の編集]を使って帳尻を合わせる必要がある(と思う)。
 使用する図形は[台形]一種だけだが、多用な操作求められるので、勉強材料としてはいいのかな?

2.ペンローズの四角形
 [ペンローズの四角形]もやり方は同様だ。
ペンローズの四角形

3.ペンローズの階段
 上っても上っても先が見えない、摩訶不思議な階段。
出展:ウィキペディア
 この図形をWordの既存の図形(例えば[直方体])をそのまま使って描くのは難しい(と思う)。
ただ、踏板の形状が[ひし形]をしているので、踏板だけの階段であれば[ひし形]を使って容易に描ける。

 [直方体]を調整ハンドルと回転ハンドルを使って上面が[ひし形]になるよう変形た図形を使うと、

 格好はよくないが、それらしい図形を作ることが出来る。


4.ネッカーの立方体   
ネッカーの立方体

ネッカーの立方体(不可能図形)

[ネッカーの立方体]は簡単に描ける。[図形]=>[立方体]=>[補助線3本]
この図形は2通りの見方が出来る錯視図だ。破線の補助線を入れてみるとよく分かる。

【おまけ】
 図形は[塗りつぶし]を使ってを[色付け]出来ますが、その範囲は図全体です。
図形のうち、直方体、円柱、四角形(角度付き)などはチョットした工夫で
各面の色を変えることが出来ます(Wordに限らずOfficeソフト共通です)
 ❶[図形をコピー]=>[貼り付け]=>[形式を選択して貼り付け]=>[画像(SVG)]=>[OK]
 ❷[画像を選択し]=>[グループ解除]=>[各パーツを個別に塗りつぶし]

サンプル:

2025年9月6日土曜日

ラーメンが大好きな猫 (A cat who loves ramen.)

ラーメンが大好きな猫(A cat who loves ramen.)

こんな猫がいたら面白いな・・・
([AI](Copilot))を使ったお遊びです)

描画には、AI(Copilot)を使いました。
プロンプトはテキストのみ(Text to Image)ですが、猫の顔も崩れず、ほぼ同じです。
[ラーメン,メニュー]の文字も正しく反映されています。
「たいしたもんだよ蛙の小便、見上げたもんだよ屋根屋のふんどし」(寅さん風に)

しかし、100%完璧ではありません。指摘すればきりがありませんが、
5コマ目で完食したはずなのに、6コマ目でスープが少し残っているように見え、
また雷文も消えて、丼のサイズも変わっている。髭も増えたり減ったり。・・・
プロンプトの不備(?)だと思われるが、ご愛敬ということで・・・。

A cat who loves ramen.

         プロンプト
1コマ目:猫が暖簾をくぐりラーメン店に入る
2コマ目:店内の椅子に座り、メニューを見ながら店員さんにラーメンを注文している
3コマ目:猫がラーメンを食っている
4コマ目:猫がラーメンのスープを飲んでいる
5コマ目:猫がラーメンを完食し満足げな表情をしている
6コマ目:ご馳走さまのポーズをしている猫

3コマ目の画像を使って、[Google AI Studio]で動画を生成してみました。
プロンプトは単純に、3コマ目の画像+「猫がラーメンを食っている」(Image to Video)。


面白くないですね。がっかり。
😩




2025年8月2日土曜日

アニメ動画生成AI(Animon)を試してみた

 アニメ動画生成AI(Animon)を試してみた

目覚ましい進歩をしている動画生成AIの世界、今、
米国と中国が熾烈な覇権争いを繰りひろげている。
では国産品はというと、あまり情報がないので、
[Gemini]と[Copilot]に「国産の動画生成AIを幾つか教えて」と聞いてみた。                                   
夫々4つを紹介してくれた(選定基準は不明)。

この中で、[Animation](アニメーション)と[doraemon](ドラエモン)を
くっ付けたたような名前の[Animon](アニモン)、
アニメ大国日本に相応しいアニメに特化した動画生成AIだぞうだ。
面白そうなので、どんなものか試してみた。

【無料で使える範囲】
❶動画生成は無制限で利用可能
❷同時に実行できる動画生成タスクは1件まで
❸動画にはAnimonのロゴが入った透かし(ウォーターマーク)が表示される
❹5GBのストレージ容量(生成した作品を5GBまで保存可能)
❺動画の長さは最大5秒まで
❻画質は抑えめ(16fps,480p)
アスペクト(縦横)比、スタイル(6種類)の選択可

使い方は至って簡単
❶[Animon]のサイトにアクセス
   (https://www.animon.co.jp/explore)
❷画面右上の[登録]をクリック(図1)
❸[Google]アカウントでサインイン
画面左上の[☰](折りたたむ)をクリックするとメニューが日本語表記される
[Animon]はアニメ画像を生成し、その画像を使ってアニメ動画が生成できる。
 予め用意したアニメ(イラスト、キャラクター)からの動画生成も出来ますが、
 折角なのでまずアニメ画像を生成し、それを使って動画を生成してみます。

[アニメ画像の生成]
❶メニューから[画像生成]をクリック
❷[プロンプト]を入力
❸オプションの項で、アスペクト(縦横)比とスタイル(初期値は[アニメ])を選択           
アスペクト(縦横)比スタイル

❹[プロンプト]を入力
❺[生成]ボタンをクリック
❻暫く待ちましょう
❼生成が完了すると図3が表示されます
 ①画像をクリックすると拡大表示されます
 ②画像は[マイ作品](図2左側)に保存されます(5GBまで)
 ③ダウンロードも出来ます
 ④この画像を使って動画を作成したい場合は[動画に]をクリックします
プロンプト:草原を駆けまわる茶色のトイプードル

図3の画像をクリックする拡大表示されます

[アニメ動画の生成]
❶メニューの[動画生成]をクリック=>図4が開きます
❷動画の生成準備
 ①以下の何れかで画像を取り込み
  a)予め用意したアニメ(イラスト、キャラクター)をドラッグ&ドロップ
  b)[マイ作品]から
  c)生成された画像で[動画に]ボタン(図2)をクリック
  d)テキストプロンプトのみを入力
 ②生成したいイメージをプロンプトとして入力

❸[生成]ボタンをクリック
❹暫く待ちましょう

生成が完了すると図5が表示されます
 ①画像にマウスポインタをセットすると動画が再生されます
 ②画像をクリックすると拡大表示再生されます
 ③画像は[マイ作品](図2左側)に保存されます(5GBまで)
 ④ダウンロードも出来ます
 ⑤動画の右下にウォーターマークが表示されます

出来上がった作品です。
プロンプト:草原を駆けまわる茶色のトイプードル
画像は、同じプロンプトで生成した上記の画像を使いました
動きは多少ぎこちないが、かわいい顔に免じて良しとしましょう

1回では僅か5秒の動画しか生成出来ませんが、
プロンプトを変え、別のシーンの動画を生成して、
動画編集ソフト[Clipchamp]を使って結合し、音声をつけるとそれなりの動画が作成できます。

タイトル「しつけ教室」


(注)セキュリティーソフト[ノートン]を入れたパソコンでは、
  [Animon]サイトへのアクセスが遮断される。
  「セキュリティー上問題あり」との判定。
  このサイト、要注意かも。

AIシリーズ

2025年7月19日土曜日

動画生成AI Microsoft [Bing Video Creator]を試してみた

動画生成AI  Microsoft [Bing Video Creator]を試してみた

 動画生成AIの世界は、スタートアップが群雄割拠状態で、熾烈な競争が繰り広げられている。
お陰で技術の進歩には目を見張るものがある。
 一方、大手はというと、一歩も二歩も出遅れ感があるが、
最近、Microsoftも 動画生成AI[Bing Video Creator]なるものを発表した。
どんなものか早速試してみた。[Google AI Studio]とも比較してみた。 

プロンプトは何れも「草原を駆けまわる茶色のトイプードル
(全画面表示にしてご覧ください)
Google AI StudioMicrosoft Bing Video Creator
現時点(2025/7/19)では、
❶動画は[5秒~8秒]
❷縦横比(アスペクト)は[9:16],[16:9]の2種類
❸日当たりの生成本数には制限ありか?
❹ダウンロード可
❺[text to Video]&[Image to Video]が可
❻解像度は720p



現時点(2025/10/8)では、
❶動画は[5秒]のみ
❷縦横比(アスペクト)は[9:16],[1:1],[16:9]の3種類
❸最初の10本分は[高速生成]、以降は[普通生成]
❹Microsoft Rewardsを使うと高速生成可能
❺ダウンロード可
❻Text to VIdeo のみ
❼解像度は480p程度?
クオリティーの評価は皆様のご判断に委ねます。

使い方は至って簡単
❶[Bing Video Creator]にアクセス
❷プロンプトを入力し、作成ボタン(図1)
❸数十秒で動画が生成される(高速生成の場合)(図2)
 高速生成は10回まで。以降は普通生成となる(らしい)が、生成所要時間は検証していない。
 Microsoft Rewardsの使用で高速化が可能らしい(これも未検証)。

❹生成された動画をクリックするとダウンロード画面に移行します(図3)

 [Bing Video Creator]は、Open AI社の[SORA]がベースになっているらしい。

 それにしても天下のMicrosoftさん、やることが「ショボく」て「セコい」ですね。
  ❶動画は5秒迄とか
  ❷高速生成は10回迄とか
  ❸高速生成を使いたかったら[Edge]や[Bing]を使ってリワードを貯めろとか
                                     :

今後[Bing Video Creator]も進化していくのでしょうが、
現時点では[Google AI Studio]に軍配だね。


2025年6月11日水曜日

無料で使える[Google Earth Studio]でズームイン動画を作ってみた

 無料で使える[Google Earth Studio]でズームイン動画を作ってみた (京都タワーにひとっ飛び)

TV番組「ぽつんと一軒家」で、
上空から目的地の「ぽつんと一軒家」にズームインするシーンがある。
「あのシーンはどうやって作るのだろう? 作れたら面白いな~」などと思って見ていた。
ところがドッコイホイサッサ、作れるんですよね~ [Google Earth Studio]を使えば。
無料で使えて、しかも利用制限もなさそうだ。

試しに「京都タワーにひとっ飛び」と題した動画を作ってみた。
[Google Earth Studio]で作成した動画に[Clipchamp]で音声とキャプションを付けました。

京都タワーにひとっ飛び

(注)念のため申し添えておきますが、京都タワーのモチーフは「灯台」です。
    海のない京都(市)の街を照らす“まちなかの灯台”として設計されたそうです。
  「ローソク」ではありませんので、誤解のないように。

[Google Earth Studio]でズームイン動画を作る


1.1準備
  [Google Earth Studio]を使うためには申請が必要となります。
①Google Earth Studioのサイトに行きます(https://earth.google.com/studio/signup/)
②アカウントを求められたら、Googleアカウントでサインイン(ログイン)します。
③必要事項を記入し送信します(送信ボタン)
 (私の場合、申請を送信後直ぐに使えるようになりました)
1.2. 動画(プロジェクト)の作成と基本操作
①[Google Earth Studio](https://earth.google.com/studio/)にアクセスし、ログインします。
②「空のプロジェクト」をクリックします。
  [ズーム]以外に[地点間,軌跡,スパイラルなど]が使えますが、初期値は[ズーム]です。
 
③プロジェクト名(タイトル)などを設定します(例:京都タワーへズームイン)
  今回は、 15秒(450フレーム)の動画を作ってみます
   00~07秒:宇宙に浮かぶ地球から目的地(京都タワー)にズームイン (シーン1)
   07~10秒:目的地(京都タワー)を別角度から鳥瞰する (シーン2)
  10~15秒:そのまま静止状態にする (シーン3)
  時間を[450]に設定します(450フレーム=30フレーム/秒×15秒)
  今回は、時間のみ変更しましたが、サイズの[∞]をクリックするとサイズを変更できます。
④設定が終わったら、右下の[開始]をクリック
⑤初期画面が開きます
 ここで[キーフレーム]について少し触れておきます。[キーフレーム]とは、
 例えば、ズームインの始まりと終わり、またはカメラの位置が変わるシーンの
 始まりと終わりを決める「動きを指示する重要なポイントになるフレームのことです。
 [Google Earth Studio]の場合、「最初と最後の(キー)フレームさえ指示(設定)すれば、
 その間のフレームは[ズーム]機能で自動生成(補完)してくれる」という仕掛けです。
⑥各シーンの作成
 [シーン1]:宇宙に浮かぶ地球から目的地(今回は京都タワー)までズームイン
 ❶[ズーム]の場合の初期画面は宇宙空間に浮かぶ地球です。
  a)[ドラッグ]で回転出来ます
  b)[マウスホイール]で拡大/縮小が出来ます
 ❷初期画面の設定が出来たら[再生ヘッド]をスタート地点(00)にドラッグして移動させます
 ❸[キーフレームの追加]ボタンをクリックします
  a)[キーフレームの追加]ボタン上の[◇][🔷]に変わります
  b)[タイムライン]上に[🔷]が表示されます
 ❹次に[再生ヘッド]を[シーン1]のエンド地点(210)にドラッグして移動させます
 ❺検索窓を使って目的地を検索し、エンド地点(即ち目的地)の画面を表示させます。
  a)画面右上の検索窓に目的地(今回は[京都タワー])を入力して[Enter]キー
   目的地の入力は[🔍]をクリックしてから入力します
  b)目的地を上空から見た画像が表示されます
  c)[キーフレームの追加]ボタン上の[🔷][]に変わっています
 ❻再度、[キーフレームの追加]ボタンをクリックします
  a)スタートの[🔷]とエンドの[🔷]が直線で結ばれます
  b)[キーフレームの追加]ボタン上の[]は[🔷]に変わります
 ❼これで[シーン1]は完成です。ここまでの出来具合をプレビューで確認してみましょう
 ❽再生ボタンの使い方は以下の通りです

 [シーン2]真上から見た画像だけでは物足りないので目的地を別角度から鳥瞰するシーンを追加
  ❶[再生ヘッド]を[シーン1]のエンド地点(210)にセットします
   (ここが[シーン2]のスタートになります)
  ❷カメラの角度を変えたいので、
   [カメラの回転]の[パン]と[傾斜]の[キーフレームの追加]ボタンをクリックします
   a)[カメラの回転]は左側にあります。
   b)隠れて見えない場合は、[▼カメラの位置]の[▼]をクリックして表示を
    閉じると見えるようになります
  ❸[再生ヘッド]を[シーン2]のエンド地点(300)にセットします
  ❹[シーン2]のエンド画面を作成します。
   画面は[シーン1]のエンド画面になっています。以下の方法で操作します。
   a)画面の拡大:マウスホイールを前に回転
   b)画面の縮小:マウスホイールを後に回転
   c)画面を上下左右に移動:画面をドラッグ
   d)角度:[Alt]キーを押しながらドラッグ
   e)回転:[Shift]or[Ctrl]キーを押しながら[→]or[←]
    これらを駆使して最終的な[シーン2のエンド画面]を決めます
  ❺[カメラの回転]の[パン][傾斜]の[キーフレームの追加]ボタンをクリックします  
   [300]の位置に[🔷]が表示され、[210]の位置の[🔷]と直線で結ばれます
  ❻[カメラの位置]の[キーフレームの追加]ボタンをクリックします
   [300]の位置に[🔷]が表示され、[210]の位置の[🔷]と直線で結ばれます
   [🔷]の前後に[>][<]のマークが自動的に追加されます。
   これは、キーフレーム間の動きを滑らかに変化させるための設定で
   [イージング]というそうです。
  ❼これで[シーン2]は完成です。出来具合をプレビューで確認してみましょう
  ❽気に入らなければ、[🔷]をクリックして選択し、[Del]キーで削除し、再設定してください

[シーン3]:[シーン2]の最終画面をそのまま継続します
  ❶[再生ヘッド]を[シーン3]のエンド地点(450)にセットします
  ❷[カメラの位置]の[キーフレームの追加]ボタンをクリック
   (特に何もしなくても、最初に設定した450フレームまで再生されます)

   ❸プレビューして、出来栄えを確認しましょう

1.3. レンダリング(Rendering)
 プレビューして問題がなければ、次の[レンダリング]に進みます。
 画面右上にある[レンダリング]ボタンをクリックします。
 ❶設定事項の確認画面が表示されます
  ①特に変更する部分はないと思いますが
   a)動画(mp4)ではなく、画像を出力したい場合は[画像シーケンス]を選択
   b)[Goole]のロゴマークは、背景が隠れるような場合は、
    ドラッグで移動させます
 ❷[送信]ボタンをクリックします
 ❸[レンダリング]が開始されます
 ❹[レンダリング]作業には少々時間がかかるようです。焦らず暫く待ちましょう。
 ❺[レンダリング]が終了すると、
  [レンダリングした画像をダウンロードできます]と表示され、音が出ます。
 ❻再度、設定事項の確認画面が表示されます。
  [Cloudレンダリング]ボタンをクリックします。
 ❼[Cloudレンダリング]の画面が開きます
   a)[ダウンロード]ボタンをクリックするとダウンロード出来ます
   b)名前が何故か[無題]となってしまっていますが、ご愛敬ということで
   c)最後に[閉じる]をクリックしてミッションは終了です
 
なお、冒頭で紹介した動画は、 [Google Earth Studio]で作成した動画を
MIcrosoftの動画編集アプリ[Clipchamp]に取り込み、音声とキャプションを追加したものです。

キーフレームの作り方さえ理解できれば簡単に出来ます。
是非試してみてください

なお、 [Google Earth Studio]では、上記の[ズーム]以外にも
[地点間],[軌道],[スパイラル],[ジャンプと軌道]の機能が使える。

❶[ファイル]=>[新規]=>[クイックスタート]
❷[空のプロジェクト▼]=>[クイックスタート]
 (マウスポインタをセットするとプレビュー出来る)



機会があれば紹介したい。

 [クイックアクセス]の[地点間]を使った動画 五山の送り火 ご参照ください。


「試してみた」シリーズ