Windows11の[Snipping Tool (録画)]を試してみた
[Snipping Tool]は、Windows10時代からあった([Snipping Tool]と[切り取り&スケッチ])。
他の操作をすると消えてしまう[メニュー]なども[遅延切り取り]機能でバッチリだ。
その[Snipping Tool]がWindows11で少し進化したという。
「録画」機能が新たに追加されたのだ。早速試してみた。
使い方は、いたって簡単。
①[すべてのアプリ]=>[Snipping Tool]=>[起動]
今後ともよく使うのであれば[タスクバー]に[ピン留め]するとよい
[右クリック]=>[詳細]=>[タスクバーにピン留めする]
②[ビデオカメラのアイコン(録画)]=>[+新規]
③画面が薄暗くなり、マウスポインタの形状が[+]になる。
ドラッグして録画したい部分を四角形で囲む(点線で囲まれた部分が録画領域です)。
必要に応じてハンドルを操作し録画サイズを変更します。
選択範囲はドラッグして位置の変更が可能です。
④サイズと位置が確定したら[スタート]ボタンをクリック。
⑤[3→2→1]とカウントダウンが始まり、その後[録画]が始まる。
(カウントダウン中は[×]または[Esc]キーで取り消し可能)
⑥一時停止したいときは[;]、再スタートしたいときは[▶]ボタン
(マウスの動きも録画されます)
⑦録画を停止するときは[録画を停止(赤ボタン)]をクリック。
⑧録画したものを再生するには[▶]ボタンをクリック、
保存したい場合は、[名前を付けて保存]=>[保存]。mp4形式で保存される。
P.S.
後日確認すると、更に新たな機能が追加されていた。
❶テキストアクション(画像内文字のテキスト化)
切り取った画像内の文字をテキスト化する機能が追加された(テキストアクション)。
いわゆる[OCR機能]だ。コピーの取れないメッセージのテキスト化には最適。
[文字を含んだ画像を切り取り]=>[テキストアクション]=>[すべてのテキストをコピー]=>[Word]等に張り付け
但し、画像中の縦書き文書をテキスト化すると左側からテキスト化されてしまう。2度手間ではあるが、
一旦、縦書きテキストボックスに貼り付け再度テキストアクションでテキスト化するといい。
Microsoftさん、早く改善してちょうだい。
また、ペイントで直接編集できるようになった。
❷録画
録画したものを[Clipchamp]で直接編集出来るようになった
❸実行結果が[スクリーンショット]フォルダーに自動保存されます
[Snipping Tool]を実行すると、
結果が[ピクチャフォルダー]中の[スクリーンショット]フォルダーに自動保存される設定になっている。
解除方法は、
[SnippngTool]起動=>[三点リーダー(…)]=>[設定]=>[スクリーンショットを自動的に保存する]のチェックを[オフ]