医祖神碣 五條天神社 イソジン
五條天神社は、松原通と西洞院通の交差点西南角にある。
源義経(牛若丸)と武蔵坊弁慶の出会いの場所として有名だ。
天神社とあるが、主祭神は菅原道真公 (本殿背後に「筑紫天満宮」がある) ではなく、
少彦名命(すくなびこなのみこと)
大巳貴命(おおなむぢのみこと) (大国主命)
天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
の3柱。
少彦名命は
「大国主命と共に国造りされ、小さな神ながら薬やお酒を造られた能力抜群の神で
不思議な力を持っており、医薬の祖として崇拝された」
という。
境内には、薬の祖である少彦名命を讃えた銘文が刻まれた「医祖神碣(いそしんのけつ)」が建立されている。
★碣(けつ):石に文字を刻んだ円柱形のもの
★碑文に刻まれた内容は「フィールド・ミュージアム京都」 に詳しく解説されています
【余談】
①有名なうがい薬イソジン、てっきり医祖神をカタカナ表記したものだと思っていたが
どうやらそうではないようです。関心のある方はご自身でお調べください。
②少彦名命(すくなびこなのみこと)は童話「一寸法師」のモデルではないかともいわれています。
筑紫天満宮 |