「クイック アシスト」を試してみた
リモートではない通常のボランティア活動(シルバーCITAサロン)(対面式)では、
❶事前にテキストを送付
❷勉強会場ではメイン講師(1名)のPC画面をプロジェクターで投影
❸参加者は、メイン講師の解説と投影された画面やテキストを見ながら自分のPCを操作
❹質問者にはサブ講師(数名)が口頭で指導したり、直接PCを操作したりしてマンツーマンで指導
❷勉強会場ではメイン講師(1名)のPC画面をプロジェクターで投影
❸参加者は、メイン講師の解説と投影された画面やテキストを見ながら自分のPCを操作
❹質問者にはサブ講師(数名)が口頭で指導したり、直接PCを操作したりしてマンツーマンで指導
というスタイルで行っている。
Zoomを使った場合は、
①❷,❸は「画面の共有」機能を使って何とか凌げるが❹は何ともし難い。
②1対1であれば参加者の画面を共有しながら音声で個別指導することは可能だが、
参加者が多い場合は事実上出来ない。
ということで、
「Windows10に『参加者のPCをリモートで直接操作するアプリ』はないものか?」と思って探すと、
あるんですよね~これが。「クイック アシスト」早速試してみた。
いとも簡単に参加者のPCを直接操作することが出来る。
こんなに簡単に出来てしまってセキュリティーとか問題ないのかな~?
【クイック アシスト使い方(概略)】
(注1)[支援を提供する側]は[マイクロソフトアカウント]が必要です。
(注2)「クイック アシスト」は[スタート]=>[Windowsアクセサリ]の中にある。
(注1)[セキュリティコード]の有効時間は僅か10分間なので出際よく
[共有オプション]で[完全に制御]を選択し[続行]し支援を受ける側が[許可]すると、
支援を受ける側のデスクトップ画面が支援者側のウインドウ内に表示される。
支援を受ける側のデスクトップ画面がウインドウに表示される。 リモートでワードを起動し支援側からキーボードで文字を入力してみた。 |
接続中は支援を受ける側もパソコン操作は出来る。
当然操作結果は支援する側のウインドウにも反映される。
クイック アシストのツールバーは以下の通り。
右端(…)⑩をクリックすると解説付きのツールバー(下段)が表示されます。
内容は解説(ラベル)を読めば一目瞭然。
①表示するモニターの切り替え(複数のモニターを接続している場合)②デスクトップ上にコメントを手書き(マウス)入力③実際のサイズで表示する④テキストチャット⑤再起動
⑥タスクマネージャーの起動⑦再接続⑧一時停止⑨終了⑩(詳細)各ボタンのラベルを表示
【終了】
【感想】
「クイック アシスト」を使うと、驚くほど簡単にパソコンの遠隔操作が可能になる。
❶マウス操作
❷キーボード入力
などパソコンの基本操作は勿論のこと
❸コメントの入力
❹チャット
などもサポートされている。これだけあれば大抵のことは出来る。
欲を言えば、音声もサポートされると尚良いと考える。説明しながら操作を行え相手の安心感も増す。
★無償版の[Zoom]でも[クイックアシスト]同様の[リモート操作]が出来るようだ。
音声付きをお望みの方は[Zoom]を試すとよい。
他に試してみた範囲では、
支援を受ける側で再生したサウンドは、支援を提供する側では再生されなかった。
「クイック アシスト」、超簡単に使えるが半面リスクも伴いそうだ。
「支援を提供する側」と「支援を受ける側」は、強い信頼関係で結ばれていることが大前提だ。
「使用にあたっては慎重を期することが求められる」と考える。
「試してみた」シリーズ