「OfficeとOneNote for Windows10」の 音声認識を試してみた
ディクテーションは音声を文字に変換してくれます |
前に「『Windows10 音声認識』を試してみた」と題してReportしたが、その後、
❶ワード(パワーポイント含む)で日本語の音声認識が出来るようになった
❷OneNote for Windows10で日本語の音声認識が使える
ようなので改めて検証してみた。
(注1)何れもマイクロソフトアカウントが必要になるようだ。
(注2)検証はOffice Home and business PremiumとWindows10 Ver.20H2で行った。
(注3)Word2019(Office2019)には[ディクテーション]機能がありません。
どうしてもOfficeで[ディクテーション]を試したい方は、
「Office Onlineの ディクテーション(音声認識)を試してみた」をご参照ください。
❶ワード(パワーポイント含む)のディクテーション(Dictation)
ワードのホームタブにディクテーションがある。
操作方法は簡単だ。
①[ホーム]タブにある[ディクテーション]をクリック
②設定をクリックし[句読点の自動挿入]にチェックを入れ、 [話し手の言語]が[日本語]になっていることを確認する。
③[終了]するにはもう一度[マイク]をクリックすればよい。
④検証結果
・句読点や記号なども含め、ほぼ正確にディクテーションしてくれた。
・ほぼ実用化レベルキーボード入力が苦手な人には朗報だろう。
・句読点や記号などの入力方法は
「ワードで文書をディクテーションする(発話する内容)」を参照してください。
サンプル(例:改行(¿)を入力したい場合は「かいぎょう」と言えばよい)
❷OneNote for Windows10のディクテーション(Dictation)
[OneNote for Windows10]はすべてのプログラムから呼びだす。
[スタート]=>[OneNote for Windows10]=>[ホームタブ]=>[ディクテーション]
操作方法はワードと同じだ。
①[ディクテーション▼]をクリックし、[日本語]を選択する。
②[ディクテーション▼]の[マイク]をクリック、[赤マーク]になれば録音開始。
③[終了]するにはもう一度[マイク]をクリックすればよい。
④検証結果
・プレビュー版とはいえ、句読点や記号なども含め、ほぼ正確にディクテーションしてくれた。
・句読点や記号などの入力方法はワードと同じ。
「ワードで文書をディクテーションする」を参照してください。
ワードとOneNote for Windows10のディクテーションは同じもののようだ。
ボランティア活動(シルバーCITAサロン)でキーボード入力が苦手な人に紹介してあげよ~と。
【ご参考】
[Office2019]には[ディクテーション]機能がありません。
アカウントとネット環境があれば無料で使える[Office Online]の[ディクテーション]をお試しください。
「「Office Onlne」の「ディクテーション(音声認識)」を試してみた」をご参照ください。
「試してみた」シリーズ