「ボイスレコーダー」を試してみた
Windows10には「ボイスレコーダー」なるものが付属している。
文字通り「声(音)を録音」するためのアプリだ。
「ボイスレコーダー」を使えば、
❶声(音)を録音
❷音楽に声を重ね合わせ録音(カラオケ練習用)
❸パソコンの発出する音を録音
などが簡単に出来ます。
【イメージ図】
【流れ】 マイク音とパソコン音を重ね合わせたり、パソコン音を録音するためには
「ステレオミキサー」機能を[有効]にする必要があります。
①タスクバー右端の通知領域にある[スピーカーアイコン]を[右クリック]
②メニュー内の[サウンド]をクリック
③[録音]タブをクリックし[ステレオミキサー]の有無を確認
④[ステレオミキサー]が表示されていなければ、空白部分で[右クリック]
⑤[無効なデバイスの表示]にチェックを入れる
⑥[ステレオミキサー]が表示されたらアイコン上を[右クリック]し[有効]にチェックを入れて[OK]
【ボイスレコーダーの操作パネル】
[ボイスレコーダー]は[すべてのプログラム]の中にあります。
[ボイスレコーダー]をクリックして起動する(結構時間がかかる)と以下の画面が表示されます。
①録音されたもの(録音ファイル)一覧が表示されます。 ファイル上で[右クリック]すると(削除,名前の変更,ファイルの場所を開く)などが表示されます。 ②[録音ボタン]([録音]を始めたい時にクリック)。 ③録音したものの再生(試聴)。左側のファイルを選択し[再生ボタン]。 ④録音ファイルの加工(トリミング、削除、名前の変更など)。
【録音の開始、停止、再生(試聴)】 ①[録音]ボタンをクリックすると[録音]が開始されます。 ②[録音停止]ボタンをクリックすると[録音]が終了します。 ③左側の録音ファイル一覧に[レコーディング]というファイル名で表示されます。 ④[再生]ボタンをクリックすると直ちに再生して試聴できます。 ⑤必要に応じて録音ファイル名を[右クリック]して[名前の変更]をします。
【編集(トリミング)】 録音した音声ファイルの前後に無音の部分や雑音が入る場合があります。 [トリミング機能]を使って余計な部分を削除します。 ①[トリミング]したい音声ファイルを選択します。 ②[トリミング]ボタンをクリックします。 ③[トリミングされたセクションの開始/終了](●(黒丸))をドラックして残す範囲を決めます。 ●(黒丸)で囲まれた部分が残ります。 ④[トリミング]が完了したら[保存]ボタンをクリックします。 ⑤[オリジナルを更新(上書き保存)]または[コピーを保存]の何れかを選択します。 【音声ファイルの保存先と拡張子】 録音された音声ファイルは、 ①[ドキュメント]の中の[サウンドレコーディング]フォルダーの中にあります。 ②音声ファイルの拡張子は[.m4a]です。 ③[ダブルクリック]して開くと[Groove ミュージック](標準設定)が起動し再生されます。
【その他】 ①パソコンの音を録音する場合は、[マイク]は[無効]でOKです。 ②[ステレオミキサー]が表示されない場合は、[ドライバー]を更新すると上手くいく場合があります。 ③パソコンの音が小さい場合は、 [ステレオミキサー]の上で[右クリック]し=>[プロパティ]=>[レベル]タブのところで音量を調整します。 ④一連の作業が終了したら「サウンド設定」の変更は元に戻しておきましょう。 時間が経過すると変更したことを失念してしまい、思わぬ手間が発生することもあり得ます。
P.S. Windows11から「ボイスレコーダー」は「サウンドレコーダー」に置き換わっている。 名称だけの変更かと思ったが、残念ながら編集(トリミング)機能が削除されている。 スペックダウンも甚だしい。 何故マイクロソフトはこのような馬鹿げたことをするのか? トリミング機能を削除して、何か別のことを企んでいるのか・・・?
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