「ステップ記録ツール」を試してみた
ボランティア活動(シルバーCITAサロン)で、偶にメールなどで質問を受けることがある。
「どうしていいかわかりません」、「うまくいきません」といった漠然とした質問も多く、
どう対処していいものやら戸惑うことが間々ある。
状況を言葉(文書)で説明することが難しいこともあるのだろう。
このような場合、操作の流れやその時の画面の状況がわかると対処しやすい。
Zoomを使えば相手画面を共有し相手画面を見ながら声で解説(操作指示)できる。
Zoom様々だ。
Zoom以外に何か良い手立てはないものか? と探してみると
Windowsアクセサリの中に「ステップ記録ツール」なるものがあった。
名前からしてパソコン操作を記録するアプリのようだ。
今まで一度も使ったことはなかったが、
ボランティア活動(シルバーCITAサロン)で使えないものかと、
「ステップ記録ツール」、早速試してみた。
【準備】
❶ステップ記録ツールを起動
[スタート]=>[すべてのプログラム]=>[Windowsアクセサリ]=>[ステップ記録ツール]
❷記録の取り込み内容などを設定する
①[ステップ記録ツールを起動]=>[▼(設定)]
②[画面の取り込み内容]を設定する
・画面を取り込むか否か
・取り込む画像の数を設定する(1~999)
❹出力ファイルは後で設定できるのでここでは省略。
❺[ステップ記録ツール]の[設定]は都度行う必要がある(設定は保存されない)
このファイルには、記録されたステップを他のユーザーに説明するために記録されたすべてのステップと情報が含まれています。
このファイルを共有する前に、次の点を確認する必要があります。・以下の手順では、記録を正確に説明します。・他のユーザーに表示させたくないスクリーンショットの下やスクリーンショットに関する情報はありません。パスワードや入力したその他のテキストは、使用した機能キーとショートカット キーを除いて記録されませんでした。次の操作を実行できます。・記録されたステップの確認・記録されたステップをスライド ショーとして確認する・その他の詳細を確認する
[コピー]ボタンを(左)クリックしたことが記録されている
【感想】
操作記録アプリとしては優れものだ(と思う)。クリック操作は当然のこと、
ショートカットキー操作もチャンと記録してくれる(全てを確かめたわけではないが)。
状況によっては使えそうだが、記録をやり取りする手間を考えると「う~ん」となりそう。操作時の画面が記録されるので手順の解説資料作りには使えそうな感じ。
【おまけ】
保存すると
[Recording_YYYYMMDD_mmss.mht](年月日時分)というファイル名で保存される。拡張子は[.mht]。
ダブルクリックして開くと[インターネットエクスプローラー]が起動され「ステップ記録ツール」が開く。
また[右クリック]=>[プログラムから開く]=>[Word]でワードでも開ける。
少し手を加えれば操作手順マニュアルは「アッと言う間?」に出来上がり。
「試してみた」シリーズ