2018年12月22日土曜日

ブルー スクリーン エラー(Blue Screen Error)

ブルー スクリーン エラー(Blue Screen Error)


もう数十年もの間パソコンを使っているが「ブルースクリーンエラー」なるものに出会ったことはなかった。
幸か不幸か今回初めて出会った。

パソコンは、エラーメッセージ表示後再起動され一応利用可能な状態に戻る。
全く使えなくなったわけではないが、気分的によろしくないので少し調べてみることに。

パソコンは、Windows10(Ver.1803)、OfficeはH&B Premium、購入後1年少々経過。
★トラブル発生時Windows10はVer.1803であったが、現在はVer.1809。
★以下の操作手順はVer.1803での手順。
★Ver.1809では項目が無くなっていたり表記方法が異なっているものがある。

今回試してみた修復処置(修復出来ているのいう確証はない)を備忘録として残す。
読み辛いが、QRコードの横には
 この問題と可能な解決方法については、以下を参照してください。
 https://www.microsoft.com/stopcode
 サポート担当者に連絡する場合は、この情報を伝えてください。
 停止コード UNEXPECTED STORE EXCEPTION
と書かれている。

上記URLにアクセスすると、
ブルースクリーンエラーのトラブルシューティング」というタイトルで
「エラーが発生したのはいつですか。」との問いが表示されているので
「PCの使用中」にチェックを入れると

決して「古いPC」には該当しないと思うが、取り敢えず提示された項目をチェックしてみることに。
=>「ソフトウェアを削除する,外部ハードウェアを取り外す,セーフモードで起動する」
  の3項目は該当しないと判断しチェックは実施していない。

1.Windows10のもつトラブルシューティングの「ブルースクリーン」
手順:
 [スタート]=>[設定]=>[更新とセキュリティ]=>[トラブルシューティング]=>
 [ブルースクリーン]=>[トラブルシューティングツールの実行]
結果:
 「問題は特定できませんでした」と表示された。
  ①Windows10の「トラブルシューティング・ブルースクリーン」は余り信用できない?
  ②Windows10 Ver.1809ではこの項は削除されている?

2. デバイスのパフォーマンスと正常性をスキャンする
手順:
 [スタート]=>[設定]=>[更新とセキュリティ]=>左側の[Windowsセキュリティ]=>
 [Windows Defenderセキュリティセンターを開く]=>[デバイスのパフォーマンスと正常性]
結果:
 「記憶域領域,デバイスドライバー,バッテリーの寿命,アプリとソフトウェア」
 何れも「問題ありません」と表示された。

3. 更新プログラムのチェック
手順:
 [スタート]=>[設定]=>[更新とセキュリティ]=>[Windows Update]=>[更新の履歴を表示する]で確認
結果:
 「最新の状態です」と表示されている。
 「更新プログラムのチェック」をしても「最新の状態です」と表示される。

4.Windows Defenderオフラインの実行
手順:
 [スタート]=>[設定]=>[更新とセキュリティ]=>左側の[Windowsセキュリティ]=>
 [Windows Defenderセキュリティセンターを開く]=>[ウイルスと脅威の防止]=>
 [新しい高度なスキャンを実施]=>[Windows Defenderオフラインスキャン]にチェッを入れて=>
 [今すぐスキャン]=>[スキャン]
Ver1809では、
 [Windows セキュリティーを開く]=>[ウイルスと脅威の防止]=>
 [スキャンのオプション]=>[Windows Defenderオフラインスキャン]にチェックを入れて=>
 [今すぐスキャン]=>[スキャン]
結果:
 特に問題なさそう。

5. 高速スタートアップをオンまたはオフにする
手順:
 [スタート]=>[設定]=>[システム]=>[電源とスリープ]=>
 右側の[関連設定]の下の[電源の追加設定]=>左側の[電源ボタンの動作を設定する]=>
 [現在利用可能でない設定を変更します]=>
  ①[高速スタートアップを有効にする]にチェックが入っていれば外す
  ②[高速スタートアップを有効にする]にチェックが入っていなければ入れる
結果:
 現在、[高速スタートアップを有効にする]のチェックを外し様子見状態。
 但し、当然だが起動時間が大幅に遅くなる。

6.ドライバーの更新
 ①ネットワークアダプター
 ②ヒューマンインターフェースデバイス
 ③マウスとその他のポインティングデバイス
 ④ユニバーサルシリアルバスコントローラー
 ⑤印刷キュー
を調査対象とした。
手順:
 [スタート]=>[コントロールパネル]=>[デバイスマネージャー]で
 [デバイス名をダブルクリックし詳細なデバイス名を展開]=>
 展開されたデバイス名の上で[右クリック]し=>[ドライバーの更新]=>
 [ドライバー ソフトウェアの最新版を自動検索します] 。
結果:
 ①ネットワークアダプタ,ヒューマンインターフェイスアダプタ,マウスとその他ポインティングデバイス
  でそれぞれ1つのドライバーが「ドライバが正常に更新されました」と表示された
 ②上記以外は「このデバイスに最適なドライバーが既にインストールされています」と表示された。

7.その他の確認項目
 マイクロソフトの提示するチェック項目以外に以下の項目もチェックしてみた。
①メモリー診断
手順:
 [スタート]=>[すべてのプログラム]=>[Windows管理ツール]=>[Windowsメモリ診断]=>
 [今すぐ再起動して問題の有無を確認する]
結果:
 「メモリーエラーは検出されませんでした」と表示された。
   =>診断結果は右下隅から飛び出すように数秒間だけ表示されますのでお見逃しなく。
②ディスクのエラーチェック
手順:
 [エクスプローラーを起動]=>左側に表示される[OS(C)]の上で右クリック=>
 [プロパティ]=>[ツールタブ]=> [エラーチェック]の項で=>[チェック]
結果:
 「ドライブのスキャンが正常に完了し、エラーは検出されませんでした」と表示された。

【まとめ】
1.「『ドライバーの更新』で幾つか更新があった」以外は、問題は特定されなかった。
 これをもって「ブルースクリーンエラー対応は完了」といえるのかどうか大いに疑問で不安であるが、
 他の手立ても思いつかないので暫くはこの状態で様子見。

2.「ブルースクリーンエラー」への対応を進める過程で普段使わないWindowsのもつ診断機能を見つけた。
 「イベントビューアー」と「信頼性モニター」。何れも初めて見るものだ。
①イベントビューアー
 ★「ブルースクリーンエラー」発生時の[Bug Check Code]を知ることができる。
 ★「Bug Check Code」の意味は【バグチェックリファレンス】で確認することができる。 
手順:
 [スタートボタン]の上で右クリック=>[イベントビューアー]=>[システム]
 [Windowsログ]をダブルクリックして展開し=>[システム]をダブルクリック=>
 ソースが「BugCheck」となっているイベントを探す=>[BugCheckイベント]をダブルクリック=>
 [イベントプロパティ]画面が表示される。
 (下図の赤枠部分が[Bug Check Code]。サンプルは[0x0000154]となっている)
イベント プロパティ(全般タブ)
イベント プロパティ(詳細タブ)
[Bug Check Code][0x0000154]を【バグチェックリファレンス】で調べると
原文
The UNEXPECTED_STORE_EXCEPTION bug check has a value of 0x00000154. This indicates that the store component caught an unexpected exception.
 Google翻訳
UNEXPECTED_STORE_EXCEPTIONバグチェックの値は0x00000154です。 これは、ストアコンポーネントが予期しない例外をキャッチしたことを示します。
ということだそうだ。この解説で原因が特定できる方は"天才"だ

②信頼性モニター
 ★システムの安定性に関する概要や、信頼性に影響を与えるイベントの詳細な記録を表示してくれる
 ★Windowsやアプリのアップデートやドライバーなどハードウェア・ディバスの更新が行われた履歴や、
  途中でシステムに何らかのエラーが発生し失敗した場合、それらの履歴を記録、原因などを調べて
  システムの安定性をグラフで表示してくれる。
手順:
 [スタート]=>[コントロールパネル]=>[セキュリティとメンテナンス]=>[メンテナンス]=>
 [信頼性履歴の表示]
 
サンプル(ブルースクリーンエラー発生当時のものではない)
信頼性モニター