2017年3月12日日曜日

Windows「ムービーメーカー」サポート打ち切り

Windows「ムービーメーカー」サポート打ち切り


マイクロソフトが提供していた「ムービーメーカー」を含む、
無料ソフト群「Windows Essentials 2012」のサポートが2017年1月10日に打ち切られました。
新規ダウンロードも出来なくなっていますが、インストール済みの場合は、そのまま継続して利用出来るようです。
(サポート終了後はセキュリティ更新プログラムが提供されないので、セキュリティリスクは高まる)

Windows 10ユーザーに対して「Windowsストアからアプリを提供する」とアナウンスされていますが、
今のところ提供されていません。

(音楽付き)スライドショー」的な使い方、例えば
複数枚の画像(写真)に音(音楽)を入れ、画像の切替効果やキャプションの特殊効果などを楽しむものであれば、
何も「ムービーメーカー」に拘る必要はなく、身近なプレゼンテーション用ソフトでも代用可能と思われます。
少し検証してみました。

主な「プレゼンテーション用」ソフト
プレゼンソフトの一例 音楽 動画保存 価格
ムービーメーカー 無料
パワーポイント 有料(注2)
Googleスライド ✕(注3) 無料
Impress(注1) 無料
(注1)Libre Officeの中のプレゼンテーション用ソフト(無料で使用可能)
(注2)MicroSoft Office「Home&Business」に含まれる。「Personal」の場合は別途購入が必要。
(注3)[Googleスライド]=>[ppt形式で保存]=>[Power Pointで動画化]
   (但し、切り替え効果やアニメーション効果は上手く変換できない場合がある)

画像の切り替え効果やアニメーション効果はそれぞれ特徴があり、好みもあって一概に評価出来ません。
しかし、何れも「ムービーメーカー」と違って画像(写真)の上に、画像や図形を貼り付けることができ、
而も、貼り付けた画像や図形に様々な効果を付けることが出来ます。
特に「パワーポイント」は その種類が多く、使い方次第では「ムービーメーカー」を凌駕するようなことも出来そうです。
先ずは、挑戦(チャレンジ)してみることが大切です。

「パワーポイント2013」で作成したものを動画化(mpg4形式)したものです。
 

「Googleスライド」で作成

結論としては、スライドショー的な使い方であれば「ムービーメーカー」でなくても
プレゼンテーション用ソフトで代用出来そうです。
但し、[音(音楽)使用の有無]、[YouTubeなどへの投稿]などを考えると、上記ソフトの中では
「パワーポイント」に軍配が上がります(有料なのが難点)。


新たにパソコンを購入予定の方は、多少高くなりますが、
「Office Home&Business Premium」がプリインストールされているモデルを購入されると
「パワーポイント」が使えるようになり、「遊びの幅は「ぐ~ん」と広がる」と思います。
1.MicroSoft
 新しい「ムービーメーカー」は、Windows10はもとより、7,8.1でもサポートして欲しいものだ。
2.Google
 Google Site(ホームページ),Blogger(ブログ),Googleスライド(プレゼンテーション)
 何れも音(音楽)をサポートしていません。
 Googleさんて余程音楽が嫌いなのですかね?