2018年4月22日日曜日

医祖神碣 五條天神社

医祖神碣 五條天神社 イソジン


五條天神社は、松原通と西洞院通の交差点西南角にある。
源義経(牛若丸)と武蔵坊弁慶の出会いの場所として有名だ。

天神社とあるが、主祭神は菅原道真公 (本殿背後に「筑紫天満宮」がある) ではなく、
 少彦名命(すくなびこなのみこと)
 大巳貴命(おおなむぢのみこと) (大国主命)
 天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
の3柱。

少彦名命は
「大国主命と共に国造りされ、小さな神ながら薬やお酒を造られた能力抜群の神で
不思議な力を持っており、医薬の祖として崇拝された」
という。
境内には、薬の祖である少彦名命を讃えた銘文が刻まれた「医祖神碣(いそしんのけつ)」が建立されている。
★碣(けつ):石に文字を刻んだ円柱形のもの
★碑文に刻まれた内容は「フィールド・ミュージアム京都」 に詳しく解説されています

【余談】
①有名なうがい薬イソジン、てっきり医祖神をカタカナ表記したものだと思っていたが
 どうやらそうではないようです。関心のある方はご自身でお調べください。
②少彦名命(すくなびこなのみこと)は童話「一寸法師」のモデルではないかともいわれています。
医祖神碣
医祖神碣 拡大

五條天神社
本殿
由緒書
由緒書
福部・金刀比良・大国主・白太夫神社
稲荷神社・猿田彦神社・辨財天社


筑紫天満宮