2020年11月1日日曜日

手動で「Windows10 Ver.20H2」にバージョンアップしてみた

手動で「Windows10 Ver.20H2」にバージョンアップしてみた


先日、ボランティア活動(シルバーCITAサロン)で、
使用中のWindows10のバージョンをお尋ねしたところ、出席者11名中
 Ver.1903 1名
 Ver.1909 8名
 Ver.2004 2名
で、大半が1年前のVer.1909のままであった。
定期的に「『更新とセキュリティー』を確認するよう」お願いしているが
「一向にVer.2004への更新案内が届かない」とのこと。
(会員さんには手動によるバージョンアップは推奨していない)
 
にも拘らず、2020年10月21日に
Microsoftから最新バージョン「20H2」のアナウンスがあった。
まだVer.2004も殆ど普及していないのに何だか順序がおかしいような気もするが・・・

「新物食い」としては、情報を知った以上黙って見過ごすわけにはいかない。
早速手動で「Ver.20H2」へのアップデートを試みた。

最新のWindows10(Windows10 October 2020 Update)は
Windows10のダウンロード」から入手することが出来る。
手順はいつも通りなので省略。
 
「Windows10の最新バージョンへの更新」画面では、
新しいネーミング基準では最新のバージョンは「20H2」のはずだが
ここでは何故か「2009」と表記されている(Microsoftも混乱している?)。
 
「Dell Inspiron 15 3567(CPU:i5-7200,MEM:4GB,HDD:1TB)」での所用時間は、
 ❶Windows10の更新に   約2.5時間
  (完了した割合が80%を超えた辺りからやたら遅くなる)
 ❷更新プログラムの構成に 約1.0時間
 
 最後に出てくるメッセージが面白い。
 ・これには数分かかることがあります
 ・これらの更新プログラムは、オンライン時のユーザーの保護に役立ちます
 ・すべてお任せください
 ・すべての準備ができていることを確認しています
 ・予想よりも少し長く時間がかかっていますが出来る限り早く処理を完了します
だとさ。
 
何だかんだで4.0時間ほど要した。何時もながら半日掛かりの大仕事だ。
バージョンアップ完了後、念のため「更新とセキュリティ」で確認すると
早くも「20H2の累積更新プログラム」が入っていた。
 
残り2台のPCのうち
Asusの「T100TA」(タブレット) は、時間は要したが問題なく完了した。が、
10年近く使っているDellの「Inspiron N5010」は、
「更新プログラムの構成」の後半で「コンピューターに対する変更を元に戻しています」
と表示されバージョンアップは出来なかった。2度ほど試したが結果は同じであった。
 
もううんざりだ。

P.S.
❶バージョンアップ直後は気づかなかったが、[音]が出なくなっていた。
 取り敢えず[トラブルシューティング]を実施してみた。
 [設定]=>[更新とセキュリティ]=>[追加のトラブルシューティング]=>[オーディオの再生]
 難なく回復したので先ずは一安心。
❷「Inspiron N5010」については、その後(12日後)「更新とセキュリティ」に
 のメッセージが表示されていた。
 早速「ダウンロードしてインストール」をクリックした。
 何と言うことでしょう!!
 作業はあっけないほどのスピードで完了した。
 古いマシンは手動ではなくお任せの方がいいのかも。
 諺(順不同)
  ①急いては事を仕損じる
  ②急がば回れ
  ③待てば海路の日和あり
  ④果報は寝て待て などなど
 
 ただ気になることが。インストール日が2020/5/30となっている。
 これはVer.2004をインストールした日だ。
 どうなってんの? 気になるな~。
 ❸その後、
  複数の会員さんから「Ver.20H2にバージョンアップ出来ました」との連絡をいただいた。
  皆さんVer.1909からのバージョンアップ。
  どうやらVer.2004を経由しなくてもVer.20H2にバージョンアップ出来るようだ。