近所の道路元標
道端などで「頂部が弧を描くように丸く削られた形状をした道標」を見かけたことはありませんか?
正面に「○○村道路元標」などと書かれたやつです。
「道路元標」は、路線(道路)の起点・終点または主な経過地を表示する標識のことで、
1919年(大正8年)の旧道路法は各市町村に一個ずつ設置することとされましたが、
1952年(昭和27年)施行の新たな道路法により、設置義務もなくなりその存在意義はなくなりました。
いつの間にかなくなってしまった道路元標も少なくないようですが、
東京都中央区の日本橋の中央には、時の総理大臣佐藤栄作の書による「日本国道路元標」と
書かれたプレートが埋め込まれ今でも現役のようです。
さり気なく佇む「道路元標」、半分以上埋もれているものもあり中々見つけ辛いですが 、
近所 (といっても少し範囲は広いですが) にも、まだ幾つかの「道路元標」が残っています。
(市町村名は大正時代のものです)
京都市内には他にもまだまだ沢山あると思いますが、取り敢えず今までに撮りためたものを。
ひょっとしたら皆さんの近所にもあるかも知れません。
「道路元標」は貴重な歴史遺産です。大切にしましょう。
市町村名をクリックするとGoogle Mapが開きます。
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残念ながらはじかれてしまいました(理由は不明です)。