2017年12月17日日曜日

Windows10,Office H&B Premium お悩み相談

Windows10,Office H&B Premium お悩み相談


Windows VISTAは4月(2017/4/10)、Office2007は10月(2017/10/10)にサポートが打ち切られた。
これに合わせボランティア活動「シルバーCITAサロン」の会員さんも何人かパソコンを買い替えられた。
操作の連続性(今まで通りのやり方)を望まれる方が多く、幾つか相談を受けた。
会員さん以外にも役立つかも知れないと思い順不同で紹介。
(対象:Windows 10 Ver.1709 & Office2016)

1.パソコン起動時のサインインが面倒。サインインを省略したい
スタートボタン上で右クリック(またはWindowsキー+[X]キー)=>[ファイル名を指定して実行]=>
[名前]ボックスに半角文字で「netplwiz」を入力=>[OK]=>[このコンピューターのユーザー]の中で
自動サインインを設定したいユーザー名を選択し=>
[ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要]のチェックを外し、
[OK]。[自動サインイン]が表示されるので[パスワード]ボックスと[パスワードの確認入力]
ボックスにサインイン時に使用するパスワードを入力し=>[OK]。

以上で作業は完了。再起動し設定したユーザーで自動サインインできるかを確認。

2.言語バーを表示したい
<言語バーをタスクバー上に表示する>
[スタート]ボタン=>すべてのアプリの一覧から[Windows システムツール]=>
[コントロールパネル]=>[言語の追加](または[言語])=>[言語の設定の変更]=>[詳細設定]=>
[入力方式の切り替え]欄にある[使用可能な場合にデスクトップ言語バーを使用する]にチェックを入れる。
 [入力方式の切り替え]欄の右にある[オプション]=>[言語バー]タブ=>[タスクバーに固定]に
  チェックを入れ=>[言語バーアイコンをタスクバーで表示する]にチェックを入れ=>[保存ボタン]

3.ユーザー辞書のお引越し
<旧PCで作成したユーザー辞書を新PCでも使いたい>
 a)旧PC側
  [言語バーのツール]=>[ユーザー辞書ツール] =>[ツール]=>[一覧の出力]=>
  [保存先をUSBメモリーに設定して]=>[保存]=>[終了]
   b)新PC側
   [言語バーのツール]=>[ユーザー辞書ツール] =>[ツール]=>[テキストファイルからの登録]=>
  [読み込み先をUSBメモリーに設定して]=>[a)で保存したテキストファイルを選択し]=>
  [開く]=>[終了]
 (注)同じものを登録すると失敗個数としてカウントされます。

4.ワードやエクセルでスタート画面ではなく直接「白紙の文書」や「空白のBOOK」を開きたい
<ワード・エクセル共通>
 [ファイル]=>[オプション]=>[簡単アクセス]=>[アプリケーションの表示オプション]で
 [このアプリケーションの起動時にスタート画面を表示する]のチェックを外し=>[OK]

5.標準フォントの「游‥」は見づらい
<標準(デフォルト)フォントの変更>
 ①Wordの場合
  [ホーム]タブ=>[フォント]グループ=>右下隅の[↘]=>[フォント]タブで
  [日本語用のフォント]と[英数字用のフォント]を変更=>[既定に設定]=>[OK] 
 ②Excelの場合
      [ファイル]タブ=>[オプション]=>[基本設定]=>[新しいブックの作成時]の項=>
  [次を既定フォントとして使用]で[フォント]を設定=>[OK]

6.圧縮ファイル(.zip)の開き方が分からない
<T社のパソコンで圧縮ファイル(.zip)を開こうとすると「WINZIP」の試用(購入)画面に誘導される>
 [圧縮ファイル(.zip)]の上で右クリック=>[すべて展開]=>[展開先のフォルダ]を指定し=>[展開]

7.Edge関連
 ①お気に入りバーが表示されない
      右上の[…]=>[設定]=>[お気に入りバーを表示する]を[ON]。
 ②以前のPCのインターネットエクスプローラー(IE)のお気に入りを新パソコンに移したい
  a)旧PC側
   [IE]=>[インポートとエクスポート]=>[ファイルにエクスポートする]にチェック=>
     [次へ]=>[お気に入り]にチェック=>[次へ]=>[次へ]=>[参照]でUSBメモリを指定=>
         [エクスポート]=>[完了]
      b)新PC
         [Edge]=>右上の[…]=>[設定]=>[別のブラウザからインポートする]=>
   [ファイルからインポート]=>[a)のUSBメモリを指定]=>[bookmark.htm]を選択し=>[開く]  

8.コントロールパネルを直ぐ使えるようにしたい
<スタートメニューに> 
  [スタート]ボタン=>すべてのアプリの一覧から[Windows システムツール]=>
  [コントロールパネル]の上で右クリック=>[スタートにピン留めする]=>
    [ピン留めされたもの]をドラッグして分かりやすい位置に配置。
<デスクトップに>
  [スタート]ボタン=>すべてのアプリの一覧から[Windows システムツール]=>
  [コントロールパネル]をデスクトップへドラッグ。
<エクスプローラーから>
      [エクスプローラー]=>[下図赤丸]=> [コントロールパネル]

 9.セキュリティー・ソフトの試用期限が切れそう。無料で使えるものはないの?
 セキュリティー・ソフトにもよると思うが大抵は[アンインストール]機能があるので
 それを使ってプリインストールされたセキュリティー・ソフトを削除。
 削除するとWindows10に標準装備された「Windows Defender」が自動で有効になる。

10.「タッチ」タブなんていらない
  あっても特に問題はないが、どうしても非表示にしたければ、
 [ファイル]=>[オプション]=>[リボンのユーザー設定]=>右側に表示された[タッチ]の
  チェックを外す。
  この画面でタブ名をドラッグして表示順を変更することも出来る。

11.Office2007のワードアートが懐かしい
 ご心配御無用。
 [Alt]キーを押しながら、[I]キー=>[P]キー=>[W]キーを順に押せば使えるよ。  

 12.身代金ウイルス(ランサムウェア)が怖い
 <[Windows Defender]に[フォルダーコントロール機能]が追加された> 

  [スタートボタン]=>[設定(歯車マーク)]=>[更新とセキュリテイー]=>[Windows Defender]=> 
   [Windows Defenderセキュリテイーセンターを開きます]=>[ウィルスと脅威の防止]=>
   [ウィルスと脅威の防止の設定]=>[コントロールされたフォルダーのアクセス]=>[オン]に
   [オン]にすると、
   ・[保護されているフォルダー]
   ・[アプリをコントロールされたフォルダーアクセスを許可する]  が表示される。
   夫々をクリックすると保護するフォルダーの追加や許可するアプリの追加が出来る。
 
13.[オブジェクトの選択]が復活(グループ化したい時に役立つ)

<Office2010では、複数の図(画像)、図形、ワードアート などのオブジェクトを選択するには、
 [Shift]キーを押しながら、一つづつクリックしていく必要があった>。
   [ホーム]タブ=>[選択▼]=>[オブジェクトの選択]で選択したいオブジェクトをドラックして囲うと
 一度に選択できる。  
 他にもあったと思うが細かいものは忘れてしまった(トホホ)。


P.S.
人間慣れてくると更に欲が出てくるもので、本稿をUpして1年後には「速さ」に対するリクエストが増えてきた。
それに対応すべく「Windows10を少しでも速く(あの手この手)」を別稿に纏めてみた。
参考になれば幸いです。


余談
①10月(2017/10/10)にサポートが打ち切られたはずのOffice2007。
 2017/12時点でまだサポートされているようです。




②Microsoft PowerPoint Viewer は、2018 年 4 月で廃止されます。