トリビアの泉(Trivia about office2021)
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AI(Copilot)が描いた「トレビの泉」 |
もう20年以上前だと思うが「トリビアの泉」というTV番組があった。
ローマにある「トレビの泉」にかけて番組名を「トリビアの泉」としたのでしょうが、
ほとんど実用的でない事柄や知識が、泉が湧きだすかの如く次々と紹介される。
「へぇ~」と思うことも多く、楽しく見ていた記憶がある。
トリビア(trivia)とは「くだらないこと、瑣末なこと、雑学的な事柄や知識、豆知識」などの意味だ。
Officeソフト(主にWordとExcel、一部Power Point(以下PP))のトリビアを独断と偏見でご紹介。
「へぇ~」と思っていただければ幸いです。
但し、トリビアと思うかどうかは主観によるところが大きいので、
貴方にとってはトリビアではないかも。(Office2021をベースとしています)
Trivia about Office2021
(順不同)
❶文字(列)を左に90度回転させる
①文字(列)を選択して、[ホーム]=>[フォント]=>[フォント名の先頭に半角[@]]=>[Enter]
②文字(列)を選択して、[ホーム]=>[段落]=>[拡張書式]=>[縦中横]=>[OK]
❷文字の大きさ(フォントサイズ)
①Wordの場合 1~1638
②Excelの場合 1~409(.5の倍数)
③PPの場合 1~3600(.1の倍数)
❸図形の線の太さの最大値
①Wordの場合 0~1584
②Excelの場合 0~1584
③PPの場合 0~1584
([0]を指定しても、線が消えるわけではない)
❹記号だけで簡単に罫線を引き、記号などを作成する(Word,PP only)
これはWordの[オートコレクトのオプション]機能を使ったものです(半角英数を使う)
[ファイル]=>[その他]=>[オプション]=>[文書校正]=>[オートコレクトのオプション]=>
[入力オートフォーマット]タブ([罫線],[表])
[オートコレクトのオプション]=>[オートコレクト]タブ
(PPでは[オートコレクト]のみ
❺Office2007以前のワードアートを使う(Word only)
①[Alt]=>[I]=>[P]=>[W]のキーを順番に押す
②[白紙の文書を開く]=>[名前を付けて保存]=>[ファイルの種類(Word97-2003)文書で保存]=>
[保存したファイルを再度開く]
機能 | ① | ② |
ワードアートギャラリー | × | ○ |
2021機能が使える | ○ | × |
[ワードアート]と[形状の変更(円(太))]を上手く組み合わせると
面白い模様などを作ることが出来ます。
(注意)Word2007で作成したワードアートをコピーしてWord2021に貼り付けると、
形が崩れてしまいます。コピーし=>[形式を指定し貼り付け]で[PNG形式]を指定して
貼り付けて使いまわすとよい。
ワードアートの面白い使い方は以下をご参照ください。
❻「関数は必ず[=]で始めること」と教わったが・・・(Excel only)
Excelの関数は、「必ず[=}(半角)で始めること」と教わった。本当にそうか?
入力ミスが思わぬ発見に。
①[=]の代わりに[@]を入れると、[Enter]時に[@]は[=]に自動変換される
②[=]の代わりに[+]を入れると、[Enter]時に[+]の前に[=]が自動的に付加される
[+]は何個並べてもOK。
例:
❼=RAND(),=LOREM()と入力すると ⁉ (Word,PP only)
文章(?)が表示される。目的、用途は不明。
Word | Power Point | Excel | |
=RAND() | ビデオを使うと、伝えたい内容を 明確に表現できます。 以下省略 | The quick brown fox jumps ・・ 以下省略 | 乱数発生関数 |
=LOREM() | Lorem ipsum dolor sit amet, 以下省略 | Lorem ipsum dolor sit amet, 以下省略 | 該当関数なし (#NAME?) |
❽クリック アンド タイプ編集
Wordの白紙の部分にカーソルをセットするとカーソルの左右の上とカーソルの下に
何やら[髭]のようなものが。一体これは何?
[図形を選択]=>[数式バーに[=]を入力]=>[該当セルアドレスを入力]=>[Enter]
但し、セル内容のデータの書式は反映されません。
セル内容の書式は反映される。
❿SVG画像(Word,Excel,Power Point共通)
[挿入]=>[図]=>[アイコン]の中の[アイコン,イラスト,マンガ]のファイル形式は[SVG]だ。
何れかを挿入すると[グラフィック形式]タブが表示される。
[図形に変換]をクリックすると図形に変換できる。
図形なので各パーツの書式設定が可能となる。
詳細は、([SVG形式画像 (アイコン,イラスト,マンガ)])を参照してください。
サンプル(左側がオリジナル。顔-手足-セーター-スカートの色、顔の表情(眉-口の形状)を変えてみた)
⓫図形の組み合わせで新たな図形を作る([図形の結合])(Power Point Only)
現時点では、[Power Point]でしか使うことが出来ないが、
[図形の結合]を使うと、[図形]にはない[図形]を作ることが出来る。
この機能はWordにも組み込んで欲しい。
⓬オートフィル要らず?(Excel only)
左側の列にデータが入力されている場合(に限り)、
[オートフィル]で使いたい最初の文字を入力後、
[フィルハンドル]を[ダブルクリック]すると[オートフィル]が実行される。
セルをダブルクリックすると編集モードになるが、誤って、
①アクティブセルの上辺をダブルクリックすると、アクティブセルは列の最上端へ移動
②アクティブセルの左辺をダブルクリックすると、アクティブセルは行の最左端へ移動
⓮便利? それとも余計なお世話? (入力中に自動で行う処理)
①かっこを正しく組み合わせる
例:( ]と入力しようとしても、( )になる。 ] が ) に自動的に置き換わる。
(),「」,{},[],《》,『』のペアなど
②'記'などに対応する'以上'を挿入する、頭語に対する結語を挿入する
例:頭語を入力すると結語が自動挿入される
頭語 | 記 | 前略 | 拝啓 | 謹啓 |
結語 | 以上 | 早々 | 敬具 | 謹白 |
[ファイル]=>[その他]=>[オプション]=>[文書校正]=>[オートコレクトのオプション]=>
[入力オートフォーマット]タブ=>[入力中に自動で行う処理]の項で設定
Officeの世界はTriviaだらけ!!!